2017年12月22日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(18)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『紳士は金髪がお好き』●

映画のあらすじ:
ローレライはお金持ちが大好きな金髪のショーガール。大富豪の御曹司ガスは、彼女にぞっこんでしたが、ガスの父親は結婚に大反対。親友ドロシーを巻き込み、フランス旅行や盗難事件などのドタバタを経て、最後はハッピーエンドに終わります。


◆シーン3◆
ドロシーは「金持ち」よりも「いい男」が好み。金持ちではないタイプの男性のキスを受け入れたドロシーのことを、ローレライは不思議に思っています。

Lorelei : Why did you just stand there and let him kiss you?
Dorothy : You wanna hear something crazy? I think I'm falling in love with that slob.
ローレライ: どうしてただじっと突っ立って、彼にキスを許したの?
ドロシー : 変なこと言ってもいい? あいつにほれちゃったみたいなの。

「おかしなことを言うようだけど……」「ちょっと変なことを言うけど……」のようなニュアンスの「前置き」の表現として、便利に活用してみましょう。

◆例文◆
A: Why does Mark let Lisa boss him around like that?
B: You wanna hear something crazy? I think he likes being told what to do all the time.
A: どうしてマークはリサにあんなふうにこき使われても平気なの?
B: おかしな話かもしれないけど、彼はいつだって、指図されることが好きなんだと思うよ。

2017年12月20日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(17)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『紳士は金髪がお好き』●

映画のあらすじ:
ローレライはお金持ちが大好きな金髪のショーガール。大富豪の御曹司ガスは、彼女にぞっこんでしたが、ガスの父親は結婚に大反対。親友ドロシーを巻き込み、フランス旅行や盗難事件などのドタバタを経て、最後はハッピーエンドに終わります。


◆シーン2◆
おそらくこの映画で最も有名なセリフの1つ。お金持ちの男性ばかりを追いかけていることをたしなめられたローレライが反論しているシーン。

Lorelei : Because if a girl's spending all of her time worrying about the money she doesn't have, how is she going to have any time for being in love?
ローレライ: だって、もし女の子が持ってすらいないお金の心配ばかりしていたら、いったいいつ恋ができるっていうの?

If..., how will〜? というパターンは、相手を軽くたしなめたり、反論するときに便利です。少しアレンジした、例文のような言い方もできます。

◆例文◆
A: Want to buy my motorcycle? I don't have a license, so I can't ride it.
B: If you're always spending all your money on things you can't use, how will you ever be able to afford a family?
A: 僕のバイクを買わない? 免許がないから、僕は乗れないんだ。
B: 使えもしないものにお金をかけ続けている人が、いつか家庭を持てるようになるのかしらね。

2017年12月18日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(16)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『紳士は金髪がお好き』●

映画のあらすじ:
ローレライはお金持ちが大好きな金髪のショーガール。大富豪の御曹司ガスは、彼女にぞっこんでしたが、ガスの父親は結婚に大反対。親友ドロシーを巻き込み、フランス旅行や盗難事件などのドタバタを経て、最後はハッピーエンドに終わります。


◆シーン1◆
ローレライとドロシーの会話。ローレライが、完全にガスのことを手玉に取っている様子が伝わってきます。

Dorothy : Gus'll never let you go alone.
Lorelei : Sometimes Mr. Esmond finds it very difficult to say no to me.
ドロシー : ガス(・エズモンド)があなたを1人で(フランスに)行かせるはずがないわ。
ローレライ: エズモンドさんは、私の言うことに、どうしてもノーと言えないことがあるのよ。

要するに“can't say no”ということですが、このような少し遠回しな言い方をすることによって、ユーモラスな感じを出しています。

◆例文◆
A: I can't believe Chaney bought you a new car!
B: Well, sometimes Chaney finds it very difficult to say no to me.
A: チェイニーが、君に車を買ってくれたなんて、信じられない!
B: まあ、チェイニーは、私の頼みごとを、どうしても断れないことがあるのよね。

2017年12月15日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(15)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『誰が為に鐘は鳴る』●

映画のあらすじ:
スペインの内戦に参戦したロバート・ジョーダンは、パブロがリーダーを務めるゲリラ部隊に協力を要請します。そこで、両親をファシストに殺された娘マリアと知り合い恋に落ちます。ロバートは、本来の任務である橋梁の爆破計画を実行するために、自分を犠牲にして仲間を逃がします。


◆シーン3◆
ロバートが、ゲリラ部隊のフェルナンドから「なぜ他の国のためにそこまでやるのか」と問われています。男気を感じさせる返事を返すロバート。

Fernando: Tell us, Ingles, why have you come so far to fight for our Republic?
Robert : A man fights for what he believes in, Fernando.
ジョー : 教えてくれ、イギリスさんよ。なぜこんな遠くまでやってきて、この国のために戦うんだ?
ロバート: 男は自分の信じるもののために戦うものさ、フェルナンド。

A man...は「男というものは……」というニュアンス。A man's got to do what a man's got to do.(男には、やらなきゃいけないことがあるのさ)も、似たような意味の決めゼリフです。現代では、A person...(人というものは……)と表現するほうが適切でしょう。

◆例文◆
A: Are you organizing another protest? You got arrested last time.
B: A person fights for what he believes in. We can't let this government keep doing what it's doing.
A: また抗議活動を組織しようとしているの? この前逮捕されたのに。
B: 人は自分の信じるもののために戦うものさ。政府が今やっていることを続けさせるわけにはいかないんだ。

2017年12月13日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(14)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『誰が為に鐘は鳴る』●

映画のあらすじ:
スペインの内戦に参戦したロバート・ジョーダンは、パブロがリーダーを務めるゲリラ部隊に協力を要請します。そこで、両親をファシストに殺された娘マリアと知り合い恋に落ちます。ロバートは、本来の任務である橋梁の爆破計画を実行するために、自分を犠牲にして仲間を逃がします。


◆シーン2◆
レジスタンスのアジトでのシーン。酒に酔ったパブロが、酔った勢いで軽口をたたいています。

Pablo : Yeah. Now there will be no offen-sive, no bridge, no. Just snow. Yeah. And no making love in the heather!
Robert : Watch your mouth!
パブロ : そうとも、これで敵の攻撃もないだろうし、橋を爆破することもない。ないな。あるのは雪だけだ。そうだ。それに、藪の中で愛し合うこともないってわけだ。
ロバート: 口のきき方に気をつけろ!

watch one's mouth は「言葉に気をつける」という意味で、相手の発言をいましめるために用いる表現。watch one's tongue もほぼ同じ意味になります。

◆例文◆
A: Hey, watch your mouth. There's no swearing in this house.
B: Oh, sorry―I'm not used to being around children.
A: ねえ、言葉遣いには注意して。この家では汚い言葉は禁止よ。
B: あ、ごめん―子どものそばにいるのに慣れてないから。

2017年12月11日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(13)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『誰が為に鐘は鳴る』●

映画のあらすじ:
スペインの内戦に参戦したロバート・ジョーダンは、パブロがリーダーを務めるゲリラ部隊に協力を要請します。そこで、両親をファシストに殺された娘マリアと知り合い恋に落ちます。ロバートは、本来の任務である橋梁の爆破計画を実行するために、自分を犠牲にして仲間を逃がします。


◆シーン1◆
ゲリラ部隊のリーダーであるパブロと、その妻ピラーとの会話。パブロよりも「肝っ玉」が据わっているピラーに、パブロは頭が上がらない様子です。

Pablo : I should shoot you and the foreigner both.
Pilar : Try it and see what happens. Listen to me, drunkard! You understand now who commands?
パブロ: お前もこの外国人も、撃ち殺してしまおうか。
ピラー: やってみなよ。いいかい、この酔いどれめ。誰が指揮をとってるか、これでわかったかい。

ここでは「やってみなよ。そんなことをしたらどうなるかわかるだろうから」というニュアンスの、挑発の言葉として使われています。例文では、「わからないから、とりあえずやってみて」という意味で用いられています。

◆例文◆
A: Hey, what does this button do?
B: Hmm... Try pushing it and see what happens.
A: ねえ、このボタンは何?
B: うーん……。試しに押してみて。

2017年12月08日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(12)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『カサブランカ』●

映画のあらすじ:
第二次大戦下のカサブランカで、酒場を経営するリックは昔の恋人であるイルザと再会します。イルザは、反ナチスグループのリーダーであるラズロと結婚しており、国外脱出のためにリックを頼ってきたのでした。イルザへの愛を貫くために、リックは2人に協力することを決意します。


◆シーン3◆
映画のラストシーン。イルザを逃がすために、ストラッサー少尉を撃ったリックを見逃してやることにした警察署長ルイ・ルノー。リックとルノー署長の間に男同士の固い友情が結ばれます。

Rick : Louis, I think this is the beginning of a beautiful friendship.
リック: ルイ、これが2人の美しい友情の始まりだな。

名セリフゆえに、また、やや大げさな表現なので、We are going to be friends now.(これで友達だね)のようなストレートな言い方に一味加えたいと思ったときなどに、少しふざけた感じで使ってみるといいかもしれません。

◆例文◆
A: Is Tim already playing with the new neighbors' kid?
B: Yep. It looks like the beginning of a beautiful friendship.
A: ティムは、引っ越してきたお隣さんの子ともう遊んでいるの?
B: うん。「美しい友情の始まり」って感じだね。

2017年12月05日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(11)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『カサブランカ』●

映画のあらすじ:
第二次大戦下のカサブランカで、酒場を経営するリックは昔の恋人であるイルザと再会します。イルザは、反ナチスグループのリーダーであるラズロと結婚しており、国外脱出のためにリックを頼ってきたのでした。イルザへの愛を貫くために、リックは2人に協力することを決意します。


◆シーン2◆
警察の追求をかわし、けがを負ったラズロにリックが話しています。レジスタンスとして戦うことの意義をリックに問われたラズロの答えが、なかなかの名ゼリフです。

Laszlo: You might as well question why we breathe. If we stop breathing, we'll die. If we stop fighting our enemies, the world will die.
ラズロ: 人間がなぜ呼吸するかを聞くような質問だな。呼吸を止めれば死んでしまう。それと同じで、敵と戦うのをやめれば世界が滅びてしまうのさ。

might as well do は「〜するようなものだ」という意味もありますが、例文のように「〜するほうがよさそうだ」という「提案」や「軽い命令」の表現としてもよく使います。

◆例文◆
A: How about going fishing tomorrow?
B: The weather forecast says it's going to rain heavily. We might as well stay at home.
A: 明日、釣りに行かない?
B: 予報では、大雨になるらしいわ。家にいたほうがよさそうね。

2017年12月04日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(10)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『カサブランカ』●

映画のあらすじ:
第二次大戦下のカサブランカで、酒場を経営するリックは昔の恋人であるイルザと再会します。イルザは、反ナチスグループのリーダーであるラズロと結婚しており、国外脱出のためにリックを頼ってきたのでした。イルザへの愛を貫くために、リックは2人に協力することを決意します。


◆シーン1◆
久しぶりに再会したリックとイルザの会話。この映画で最も有名なセリフの1つ Here's looking at you, kid. は、実は複数回用いられているのですが、その初出場面です。

Ilsa : We said“no questions.”
Rick : Here's looking at you, kid.
イルザ:「何も聞かない」って約束でしょ?
リック: 君の美しさに乾杯だ。

「君の瞳に乾杯」は確かに名訳ですが、「目」だけをほめているのではなく、イルザの「美しさ」もほめています。また、「イルザに出会えた幸運に乾杯」という意味も込められています。有名なセリフゆえ、日常会話で使うのはわざとらしいため、ここでは Here's to(〜を祝して乾杯)を覚えておきましょう。

◆例文◆
A: What shall we toast to?
B: Let's see... Here's to health, love and striving for a happier future.
A: 何に乾杯する?
B: そうね。健康と愛と、より幸せな未来を迎えられますように。

2017年12月01日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(9)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『風と共に去りぬ』●

映画のあらすじ:
南北戦争の激動の中をたくましく生き抜いた主人公スカーレット・オハラ。幼なじみアシュリーへの思いを断ち切れないまま、レット・バトラーという野性的な男性と出会い、意に反して結婚するも、アシュリーは戦死してしまいます……。


◆シーン3◆
映画のラストシーン。「故郷のタラに帰って、レットのことはそれから考えよう。そうすればなんとかなる!」と、どうにか気持ちを持ち直したスカーレット。

Scarlett : Tara! Home. I'll go home. And I'll think of some way to get him back. After all, tomorrow is another day!
スカーレット: 故郷のタラ! 故郷に帰るわ。そして、レットを取り戻す方法を考えるの。明日は、今日とは違う別の日がやってくるのだから!

「明日は今日とは違う別の日になる」、つまり「明日は明日の風が吹く」ということ。「明日があるさ」という前向きな一言として、おどけた感じでもよく使われます。

◆例文◆
A: I didn't make a single sale today.
B: Stick with it. Tomorrow's another day.
A: 今日は1つも売れなかった。
B: くじけないで。「明日があるさ」ってね。