2020年03月13日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(9)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q9
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

We ( were going to / would ) visit France, but we changed our plans at the last minute.

私たちはフランスに行く予定でしたが、ギリギリになって計画を変更しました。

■解答■
were going to

▼解説▼
wouldはwill (…するつもりだ)の過去形ではあるが、「…するつもりだった」という意味では用いられないことに注意しよう。「…するつもりだった」という意味を表すには、be going to の過去形を使って表す。なお、was [were] going toは、、「…するつもりだったのに、しなかった」というニュアンスを伴うことが多い。例えば、I was going to go to the park.は、通常、「公園に行こうと思っていた」ではなく、「公園に行こうと思っていたが、行かなかった(行けなかった)」という意味になる。

2020年03月11日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(8)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問のひとつです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q8
どちらが自然な英文か答えなさい。

1. She’s going to have a baby in August.
2. She’ll have a baby in August.

彼女は8月に出産予定です。

■解答■
1

▼解説▼
Q7で説明したように、「すでに決まっている予定」に言及する際にはbe going toを使うのが適切。「妊娠していて、出産予定日が決まっている」という状況なので、単なる予測であるwillを使うと不自然なのだ。なお、ほぼ同じ意味を、She’s having a baby in August.のように現在進行形を使って表すこともできる。

2020年03月09日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(7)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able
toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴
にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。
そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q7
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

A: Why don’t we go to see a movie this afternoon?
B: Sounds great. ( I’m going to / I’ll ) see you at the station at 3:00 then.
A: 今日の午後、映画を見に行かない?
B: いいね。じゃあ、駅で3時に待ち合わせしよう。

■解答■
I’ll

▼解説▼
未来のことについて言及する際に用いられるwillとbe going toは、ほぼ同じように使える場合もあるが、ニュアンスや用法に違いがあるケースも多い。予定に関して述べる場合、be going toを用いると「前から決めていた」というニュアンスを伴うことがある。このダイアローグのように、「その場で予定を決めた」という場合にはwillを使うのが適切。

2020年03月06日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(6)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able
toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴
にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。
そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q6
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

A: You( may / might ) post this on your way
home.
B: No problem.
A: 帰りに、これを投函してもらえませんか。
B: いいですよ。

■解答■
might

▼解説▼
You may... / You might...は、どちらも「…するかもしれない」という「推量」の意味があるが、状況によっては、それとは異なる意味になることに注意。前項でも述べたように、mightには「許可」の用法はない。その代わり、上のダイアローグ例のように、You might...の形で「よかったら…してくれませんか」という「依頼」「軽い命令」の意味がある。might は仮定法で、ここではYoumight...if you wanted to.(もしそうしたかったら…してくれてもいいんですよ)という、控えめな依頼のニュアンスを表している。

2020年03月05日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(5)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able
toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴
にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。
そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q5
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

A: This is the end of the test. You ( may / might )
go now.
B: Thank you, sir.
A: これで試験は終わりです。退出して結構です。
B: ありがとうございます。

■解答■
may

▼解説▼
You might...には「許可」の意味がなく、基本的には「…するかもしれない」という「推量」の意味にしかならない。したがって、「許可」にはmayを使う必要がある。You
may go home early tonight.(今夜は早く帰って構いません)。ちなみに、You may go now.は、英検の面接テストの最後に面接官が受験者に退室を指示する表現としても使わ
れている。なお、You may...を使った「許可」表現はややかしこまった感じがするので、You can...を使って同様の意味を表すことも多い。

2020年03月02日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(4)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able
toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴
にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。
そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q4
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

A: Do you have to be so blunt?
B: Well, I admit I ( could / might ) have gone too far.
A: 何もそこまで言うことはないでしょう?
B: そうですね、言いすぎたかもしれません。

■解答■
might

▼解説▼
〈助動詞+完了形〉のパターンに慣れておこう。特に〈助動詞の過去形+完了形〉の場合は、仮定法になるため、複雑なニュアンスが込められている。〈could have過去分詞〉は、She could have drowned.(彼女はあやうく溺れるところだった)(≒She nearly drowned.)のように、「…しそうだったが、しなかった」「…できたのに、しなかった」という意味になる。これに対して、〈might have過去分詞〉は「…だったかもしれない」という意味。I might have gone too far.で、「行きすぎたかもしれない」→「言いすぎた(やりすぎた)かもしれない」という、自分の非を認めるひと言になる。I could have gone too far.では「言いすぎてしまいそうだったが、なんとかこらえた」という意味になってしまう。

2020年02月26日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(3)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able
toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴
にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。
そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q3
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

1と2の意味の違いを説明しなさい。
1. Can you come to work this Sunday?
2. Could you come to work this Sunday?

■解答■
1は「来られるかどうか」を尋ねる文と、「来てほしい」と依頼する文のどちらにもなるが、2は依頼の意味しかない。
したがって、訳は以下になる。1. 今度の日曜日は出社できますか。/今度の日曜日に出社してもらえる?
2. 今度の日曜日、出社していただけますか。

▼解説▼
依頼するとき、現在形のCan you...?もカジュアルな依頼の表現として使用可能である。しかし、canのもともとの意味が「〜することができる」ということから、Can you hear me?(聞こえますか)のように、単に「できるかどうか」を問う質問として使われることも多い。そのため、確実に「依頼」をしたい場合は、Could you...?というパターンを用いた方が無難である。そして、助動詞の過去形を使った疑問文は仮定法になるため、現在形の場合よりも、一般に婉曲的で「丁寧」な響きを伴う傾向がある。Could you...?も、丁寧な依頼の表現である。

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(2)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able
toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴
にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。
そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q2
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

It(can/could) rain tonight, so you’d bettertake an umbrella with you.
今夜は雨になるかもしれないから、傘を持っていった方がいいよ。

■解答■
could

▼解説▼
canとcouldは、どちらも「可能性」を表すために用いられますが、canは「人や物の性質」に関する「(理論上の)可
能性」について用います。Jodi can be really annoying.(ジョディはひどくうっとうしいことがある)や It can rain for a
week straight during the wet season.(梅雨どきは、1週間ぶっ続けで雨が降ることもある)などのように、「既に知ら
れている状況や事実などから判断して、理論的にありうる」という場合に用いられます。しかし、「(特に根拠はないが)雨が降るかもしれない」など、「現実に関する単なる予想」に関してはcanを使うことはできません。こちらの意味では、couldのほか、maymightを用いることもできます。

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(2)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able
toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴
にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。
そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q2
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

It(can/could) rain tonight, so you’d bettertake an umbrella with you.
今夜は雨になるかもしれないから、傘を持っていった方がいいよ。

■解答■
could

▼解説▼
canとcouldは、どちらも「可能性」を表すために用いられますが、canは「人や物の性質」に関する「(理論上の)可
能性」について用います。Jodi can be really annoying.(ジョディはひどくうっとうしいことがある)や It can rain for a
week straight during the wet season.(梅雨どきは、1週間ぶっ続けで雨が降ることもある)などのように、「既に知ら
れている状況や事実などから判断して、理論的にありうる」という場合に用いられます。しかし、「(特に根拠はないが)雨が降るかもしれない」など、「現実に関する単なる予想」に関してはcanを使うことはできません。こちらの意味では、couldのほか、maymightを用いることもできます。

2020年02月24日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(1)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able
toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴
にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。
そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q1
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

I(was able to/could )get a master’s degree, which made all the effort worthwhile.
努力のかいあって、修士号を取得できた。

■解答■
was able to

▼解説▼
「修士号を取得した」というのは「過去の1回限りの実現」であり、この場合はwas [were] able toを使うのが適切。
1回限りの実現に対してcouldを用いると仮定法として解釈されるため、例えばI could get a master’s degree.は
「取ろうと思えば修士号を取れる」という意味になる。 In my 20s, I could sleep for as long as I wanted onmy days off.
(20代の頃は、休日は何時間でも寝ていられたものだ)のように、「過去を表す語句」(ここではIn my20s)があり、
「過去の継続的な習慣や能力」を表す場合には、「…することができた」という意味でcouldを用いることが可能です。