2017年11月01日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(26)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● 総集編1 聖書の英語(1) ●
forbidden fruit
禁断の果実
A: John, you really should be careful, you know.
B: What are you talking about?
A: Everyone sees you gawking at the president's daughter.
B: Relax―I know she's forbidden fruit. And I wasn't gawking―I was admiring.
A: ジョン、あなたほんとに気をつけたほうがいいわよ。
B: 何のこと?
A: みんな見てるわよ、あなたが社長のお嬢さんをポカンと見詰めているの。
B: 落ち着いてよ。彼女が「禁断の果実」だってことはわかってるさ。それにポカンと見詰めてなんかいないよ。素敵だなあと思って見ていただけさ。

a drop in the bucket
取るに足らないもの
A: Why the long face?
B: Don't tell anyone, but I lost some money gambling.
A: I can loan you $100 if that'll help.
B: Thanks, but that's just a drop in the bucket―I'm into them for about 15 grand.
A: 浮かない顔してどうしたの?
B: 内緒の話だけど、実はギャンブルで金をすってしまって。
A: 100ドルなら貸せるわよ、足しになるなら。
B: ありがとう。でもそれだと焼け石に水なんだ―1万5000ドルぐらいつぎ込んでしまったんだ。

the salt of the earth
善良な人
A: I totally forgot about the meeting with the client this morning.
B: No way! What did the client say?
A: Fortunately, Paul was there and had the presence of mind to cover for me.
B: That guy's the salt of the earth. He's helped me quite a bit too.
A: 今朝、クライアントとの打ち合わせをすっかり忘れててね。
B: うそ!? クライアントはなんだって?
A: 幸い、ポールがその場にいて、冷静に判断して、僕をカバーしてくれたんだ。
B: 彼はまさに「地の塩」ね。私も彼にはずいぶん助けてもらっているもの。

A leopard can't change its spots.
持って生まれた性質を変えることはできない
A: It looks like we're really going to get divorced this time.
B: Oh, Jenny, what happened?
A: He cheated on me again.
B: After all his promises to be faithful? I guess a leopard can't change its spots.
A: 今度こそほんとに離婚することになりそう。
B: えっ、ジェニー、何があったの?
A: 彼がまた浮気したの。
B: あれだけしないって約束したのに? 人の性格っていうのはやっぱり変えられないものだね。

by the skin of one's teeth
間一髪で、辛うじて
A: Hi, Bill. It's Jane. I've just arrived in Chicago.
B: Jane, glad to hear it. You left so late I was worried you'd miss the flight.
A: We got lucky with the lights, and I made it by the skin of my teeth.
A: もしもし、ビル? ジェーンだけど、今シカゴに着いたところよ。
B: それはよかった、ジェーン。出るのが遅かったから、飛行機に間に合わないんじゃないかって心配してたんだ。
A: 幸運にも、信号でつかまらなかったから、間一髪で間に合ったの。

2017年10月30日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(25)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● スポーツの英語 ●
off base
的外れ、見当違い

◆解説◆
off base は、「(野球で)ベースを離れて」という意味です。「しかるべき場所にいない」ということから、転じて、「的外れ、見当違い」という意味で使われています。way や completely など、「はるかに」「まったく」という意味の副詞と組み合わせて使うことがよくあります。

◆例文◆
A: I hear Ken's planning to ask you out.
B: Ugh, really? No offense, but he's not my type at all.
A: He's been telling everyone you're really into him.
B: Well then, he's way off base. I only talk to him to be polite.
A: ケンが君をデートに誘うつもりらしいよ。
B: げ、ほんとに? 悪く思わないでほしいんだけど、彼、全然タイプじゃないのよね。
A: 君が彼に夢中だって、みんなに言い触らしてるよ。
B: だったらとんでもない勘違いね。彼とは礼儀として話しているだけなのに。

2017年10月27日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(24)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● スポーツの英語 ●
jump the gun
早まったことをする

◆解説◆
陸上競技などで使われる gun(ピストル)の合図より前に飛び出る、つまり「フライングする」というのが原義です。「早まった行動に出る」という意味で使います。

◆例文◆
A: I'm helping Elizabeth move on Sunday.
B: Did she already sign the lease?
A: Yes, though she still hasn't had any job offers.
B: She'd better be careful. It seems like she's jumping the gun.
A: 日曜日、エリザベスの引っ越しを手伝うの。
B: 彼女はもうアパートの契約をしたの?
A: ええ、でもまだ仕事の口がないのよね。
B: 彼女、慎重にやっていかないと。早まったことをしてるんじゃないかな。

2017年10月25日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(23)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● スポーツの英語 ●
go to bat for
〜を援助する

◆解説◆
この bat は「バットで打つ」「打席に立つ」という意味の動詞。元は「〜に代わって打席に立つ」、つまり「〜の代打を引き受ける」ということですが、「〜を助ける、援助する」という意味の表現としてよく使います。

◆例文◆
A: You seem a bit stressed.
B: Yeah. Someone made a big mistake at work, and my supervisor tried to blame me.
A: Oh, no. It wasn't your fault, was it?
B: No, it wasn't. Luckily, the division manager went to bat for me, so I didn't get blamed.
A: 少しストレスがたまってるみたいね。
B: うん。仕事で誰かが大きなヘマをやらかしたんだけど、上司が僕のせいにしようとしたんだ。
A: それはひどい。あなたのせいじゃなかったんでしょ?
B: うん、僕のせいじゃない。幸い、部長が助け船を出してくれたから、おとがめを受けずに済んだけどね。

2017年10月23日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(22)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● スポーツの英語 ●
The ball's in your court.
次は君の番だ

◆解説◆
テニスや卓球などでラリーをしていて、「今はボールがそちらのコートにある」という状態を指しています。「今度はそちらが打ち返す番だ」ということから、「今度はそちらが何か行動をすべきだ」という意味になります。

◆例文◆
A: How did the date go last night?
B: Pretty good. She texted me this morning and said she wants to meet again.
A: Well, what are you waiting for? The ball's in your court.
B: You're right. I'll invite her to the concert on Friday.
A: ゆうべのデートはどうだったの?
B: なかなかよかったよ。今朝彼女がメールをくれたんだけど、また会いたいってさ。
A: じゃあ何をぐずぐずしてるの? 今度はあなたが行動する番でしょ?
B: そうだね。金曜日のコンサートに誘ってみるよ。

2017年10月20日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(21)



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● スポーツの英語 ●
step up to the plate
物事に進んで取り組む

◆解説◆
この plate は「皿」ではなく、home plate「ホームベース」のこと。「バッターが打つ気満々でバッターボックスに入る」というのが本来の意味ですが、一般に「積極的に取り組む」という意味でも使われています。

◆例文◆
A: Working overtime again? You've been busy lately.
B: Yeah. I volunteered to help with Ian's project when he got sick.
A: Don't forget to take care of your own health, though.
B: I know, but someone had to step up to the plate.
A: また残業? 最近忙しいのね。
B: うん。イアンが病気になってから、彼のプロジェクトの手伝いを買って出たからね。
A: でも、自分の健康に気をつけることも忘れないでね。
B: わかってるさ、でも誰かがやらなきゃいけなかったんだ。

2017年10月18日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(20)



このシリーズでは、
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● ギャンブルやカードゲームの英語 ●
sweeten the pot
賭け金を上げる、(報酬などに)色をつける

◆解説◆
pot とは、ポーカーで「全てのプレーヤーが賭けた金」を指し、sweeten は、そこに「チップを足して賭け金を上げる」ことを意味します。ここから、「(取引などで)金銭的魅力を高める」あるいは「報酬を良くする」といった意味で使われるようになりました。

◆例文◆
A: So, you finally quit your job, huh?
B: Yeah, even though they offered me a raise to stay.
A: That didn't tempt you?
B: No. They even offered more vacation time to sweeten the pot, but I was just sick of working there.
A: で、ついに仕事をやめたんだね。
B: ええ。引き留めようとして、会社は給料アップを申し出てきたけどね。
A: それにはそそられなかった?
B: うん。休暇を増やすという好条件まで提示されたけど、あそこで働くのがとにかくもう嫌になったの。

2017年10月16日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(19)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● ギャンブルやカードゲームの英語 ●
go for broke
イチかバチかやってみる

◆解説◆
broke は「無一文の」という意味であり、go for broke は「有り金を全部賭けて、最後の勝負に出る」という意味です。「イチかバチかの大勝負に出る」または単に「全力を出す」という意味で、日常会話でもよく使われる表現です。go for all or nothing も、ほぼ同じ意味の表現です。

◆例文◆
A: I heard you're starting your own business.
B: That's right. Things weren't working out with my old job.
A: I see. But isn't it risky?
B: It is, but I've decided to just go for broke.
A: 起業したところなんだってね。
B: そうなの。前の仕事はうまくいってなかったから。
A: なるほど。でもリスキーじゃない?
B: そうね、でもイチかバチかやってみることにしたの。

2017年10月13日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(18)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● ギャンブルやカードゲームの英語 ●
lay one's cards on the table
すべてをさらけ出す

◆解説◆
「自分の持っているカードを卓上に並べてみせる」こと。一般に、「手の内を明かす」「腹を割って話す」という意味で使われています。show[tip] one's hand という表現も、ほぼ同じ意味になります。

◆例文◆
A: How are you going with the loan payments?
B: Well, I still owe a lot, but I had a meeting with the bank manager yesterday.
A: How did it go?
B: I laid my cards on the table, and we came up with a payment plan I can afford.
A: ローンの返済はどうなってるの?
B: うん、まだかなり残ってるんだけど、昨日、銀行の支店長と会って話してきてね。
A: どうだったの?
B: 正直に事情を打ち明けて、なんとかやりくりできる返済プランを立てることができたよ。

2017年10月11日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(17)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● ギャンブルやカードゲームの英語 ●
follow suit
先例に倣う

◆解説◆
suit とは、トランプの「組(スペード、ハート、ダイヤ、クラブ)」のいずれかのことで、follow suit とは、前の人が出したのと同じ組のカードを出すことです。転じて、「人のまねをする」「前例に従う」という意味で使われます。

◆例文◆
A: Is that a new phone?
B: Yeah. I just got it yesterday.
A: It seems like everyone I know is upgrading their phone.
B: Well, in my case, my friends all upgraded, and I just kind of followed suit.
A: それ、新しいケータイ?
B: うん。昨日買ったばかりなんだ。
A: 知り合いがみんなケータイをアップグレードしているみたい。
B: まあ、僕の場合、友達がみんなアップグレードしたから、それに倣った感じかな。