2020年05月15日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(36)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q36

空所に適切な助動詞(句)を入れなさい。
A: Could I use your car this weekend?
B: No ( ) do.
A: この週末に、あなたの車を借りてもいい?
B: やなこった。

■解答■
can

▼解説▼
文法上はおかしな言い方であるが、I can’t do that.と(上の会話例の場合はI can’t agree to that.と)ほぼ同じ意味のカジュアルな拒絶の表現として使われる。ただし、くだけた言い方なので、ビジネスなどの場面では避けた方が無難だ。No can do.の反対表現がCan do.で、こちらは「喜んで」(≒With pleasure.)「いいですよ」などのように、頼まれごとを快諾する際に用いる。

2020年05月12日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(34)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q34

下線部を訳しなさい。
A: Aren’t you coming to the library with us?
B: I wish I could.
A: あなたは、私たちと一緒に図書館に行かないのですか?
B:( )

■解答■
行けたらいいのですが……。

▼解説▼
I wish I could go with you, but I can’t.(一緒に行けたらいいのですが、実際は行けません)を省略したもの。ストレートに「行けい」と答えるのではなく、「行けたらいいのですが…」「本当は行きたいのですが…」というニュアンスなので、相手に与える印象が良くなる。同様の原理で、I disagree.(反対です)と答える代わりに、I wish I could agree.(賛成できたらいいのですが…)のように答えると、物腰がソフトになる効果がある。

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(33)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q33

空所に適切な助動詞(句)を入れなさい。
A: If I( ), I’d like to ask you a question.
B: Sure. Go ahead.
A: よろしければ、質問させていただきたいのですが。
B: いいですよ。どうぞ。

■解答■
may

▼解説▼
If I may,で、「もしよろしければ」という、控えめな態度を示すときの決まり文句になる。このmayは「許可」の意味である。類似表現にif I may say so,(こう言ってはなんですが)、if I may be so bold,(厚かましくて恐縮ですが)、if I may make a suggestion,(せんえつながら)などがある。

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(35)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q35

( ) 内の語を正しい順番に並べ替えなさい。
A: Taking a taxi will cost too much.
B:( it / as / be / that / may ), they need us there right now!
A:タクシーに乗るとお金がかかりすぎます。
B: そうかもしれないけど、彼らは今すぐにでも私たちに来
てもらいたがっているんだよ!

■解答■
Be that as it may

▼解説▼
倒置になっていることに注意しよう。「たとえそうだとしても」「それはそれとして」「ともかく」のようなニュアンスの決まり文句である。
mayを含む倒置表現として、come what mayも覚えておきたい。「何が来たとしても」→「何が起ころうとも」という意味で、Come what may, I’m going to be a doctor.(なんとしても、私は医者になるつもりだ)のように用いられる。

2020年05月08日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(32)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q32

空所に適切な助動詞(句)を入れなさい。
A: I( ) use your help on this.
B: Sure. You just name it.
A:この件で、あなたに手伝ってもらえるとありがたいのですが。
B: わかりました。何でもやりますよ。

■解答■
could

▼解説▼
動詞のuseがポイント。もちろん、本来は「〜を使う」という意味だが、could useという形になると、「〜が得られるとありがたい」「〜が入手できると助かるのだが」のような意味の表現になる(can useも可能)。I could use a glass of water.(水を1杯いただけるとありがたいです)や、I could really use a hamburger.(ハンバーガーがすごく食べたいな)などのように、普段はuse(〜を使う)の目的語にならないものも、「欲しい」という意味のcould useでは目的語にとることができることに注意しよう。

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(31)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q31

A: I did the dishes.
B: You didn’t have to do that. Thanks.
A:お皿を洗っておいたわよ。
B:(            )ありがとう。

■解答■
わざわざ悪いね。

▼解説▼
このYou didn’t have to do that.は、「する必要はなかったのに」「わざわざやってもらってありがとう」という、感謝ひと言である。「あなたはそれをする必要がなかった」という直訳から、「やらなくていいことをわざわざやった」「余計なことをするな」という意味に思えるかもしれない。実際、You didn’t have to provoke him like that.(あんなふうに彼を挑発することなかったのに)のように、「しなくてもいいことをしてしまった」という意味になることもあるので、文脈や状況に気をつける必要がある。

2020年05月01日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(30)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q30

空所に入れるのに適切な方を選びなさい。
A: Hey, this mall has a cat-petting café!
B: I( could / couldn’t ) care less. I hate cats.
A:ねえ、このモールには猫カフェがあるのよ!
B: どうだっていいよ。猫は大嫌いだから。

■解答■
両方OK。

▼解説▼
careは「気にする」ということなので、I couldn’t care less. は「これ以上少なく気にかけようと思ってもできない(ぐらい、気にしていない)」ということから、「興味がない」「どうでもいい」という意味になる。I really don’t care.ある
いはWho cares?とほぼ同じ意味。I could care less.も「気にする程度を、今よりもずっと低くしようと思えばできる」ということから、アメリカ英語では「興味がない」という同じ意味で使われる(イギリス英語では使われない)。両方とも機嫌さ、あるいは皮肉のこもったぶっきらぼうな言い方なので、使う相手と場合に注意。

2020年04月29日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(29)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q29
正しい訳を選びなさい。

I can never thank you enough.
@まったく感謝などしていない。/A感謝することはできない。/B感謝の言葉もない。

■解答■
B

▼解説▼
助動詞canと(準)否定語の組み合わせには注意しよう。この文は「私はあなたに決して十分感謝することはできな
い」→「感謝してもしきれない」「感謝の言葉もない」という意味である。I don’t know how to thank you (enough).も、ほぼ同じ意味の表現。

2020年04月27日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(28)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q28
下線部を訳しなさい。

A: How’s the project going?
B: Couldn’t be better.
A: プロジェクトの進しん捗ちょくはどうですか。
B: @まあまあです。/ Aいたって順調です。/ B最悪です。

■解答■
A

▼解説▼
couldは仮定法であり、Couldn’t be better.は「それ以上、良くなり得ないぐらい良い」、つまり「最高である」という意味の決まり文句である。なお、主語はたいてい省略される。betterをbadの比較級であるworseに変えたCouldn’t be worse.なら、「それ以上なり得ないぐらい悪い」→「最悪である」という意味になる。なお、Could be better. は「今よりも良くなり得る」→「あまり良くない」、Could be worse.は「今よりも悪くなり得る」→「まだ下がある」→「悪くはない」「まあまあである」という意味の表現だ。

2020年04月22日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(26)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q26
日本語に訳しなさい。

Every boy in town just had to fall in love with Patti.
(                       )

■解答■
街の男の子は皆、パティに恋せずにはいられなかった。

▼解説▼
had toだからといって、「恋をしなければならなかった」では意味がわかりません。「しなければならない」→「どうしてもしてしまう」「自然にそうしてしまう」という意味であり、「義務」ではなく「必然」のようなニュアンスです。

2020年04月21日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(25)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q25
日本語に訳しなさい。

You really must come and see us.
(               )

■解答■
ぜひお越しください。

▼解説▼
mustの基本的な意味は「義務」と「強い推量」だが、「義務」の意味がベースになって、You must...は「あなたは…しなければならない」→「ぜひ…してください」という「強い勧誘」の意味になることがある。 must-see は「ぜひ見なければならない(映画・展覧会など)」という意味の形容詞・名詞であるが、このmustにも「強く勧める」というニュアンスが含まれていると言える。

2020年04月15日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(23)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q23
日本語に訳しなさい。

I should have known better with a girl like her.
(                       )

■解答■
彼女のような女性には、もっと気をつけておくべきだった。

▼解説▼
〈should have 過去分詞〉で、「…するべきだったのに、しなかった」という意味になる。また、know betterは「も
っと分別がある」。I should have known better with...で、「…に関して、もっと分別のある行動・態度を取るべきだっ
」といった意味になる。なお、I should have known better than to...なら「…するなんて、私は愚かだった」という意味になる。I should have known better than to ask such a stupid question.
(こんなバカなことを聞いてしまって、私は愚かだった)だ。

2020年04月13日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(22)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q22
日本語に合うように空所に助動詞(句)を入れなさい。

She asked whether she ( ) give him a call.
彼女は「彼に電話しましょうか」とたずねた。

■解答■
should

▼解説▼
話法の転換に伴う時制の一致に関する問題だ。まず、直接話法の文を考えてみよう。「…しましょうか」はShallI...? であるから、「彼に電話しましょうか」はShall I givhim a call?となります。全体としてはShe said, “ Shall I givehim a call? ”という形で表されます。これを間接話法に転換すればいいのだが、主節の動詞がaskedになるので、whether 節の中の時制は強制的に過去になる(時制の一致)。shall の過去形はshould なので、whether以下はshe should give him a callとなるのです。

2020年04月08日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(20)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q20
日本語に訳しなさい。

Don’t let him get drunk−he will brag for hours
about how great his son is.
(                      )

■解答■
彼を酔わせちゃダメだよ。酔うといつも何時間も息子の自慢話をするからね。

▼解説▼
「自慢するだろう」という単なる「未来」の訳ではNG。このwillは、現在における習性や傾向などを示している。「主語が繰り返し行う行動」「主語の性質や特徴」について描写するときに使う表現である。ことわざのBoys will be boys.のwillも同じ用法で、「男の子というのは、しょせんは男の子なのだ」「男はそんなもんだから、仕方がない」という意味である。

2020年04月06日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(19)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q19
空所に適切な助動詞(句)を入れなさい。

A: Do you know what you have done?
B: This ( ) never happen again. I promise.
A: なんてことをしてくれたんだ!
B: このようなことが二度と起きないようにします。約束します。

■解答■
will

▼解説▼
直訳すると、「これは、二度と起こらないだろう」ということになるが、実はwillによって、「話者の意志」が込められていることに注意が必要だ。「話者の意志によって、これが二度と起きないようにする」→「私はこのようなことは二度と起こしません」という意味になる。letを用いて書き換えれば、I will never let this happen again.となる。

2020年04月03日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(18)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q18
日本語に訳しなさい。

She might have already moved to Osaka by the
end of June.
( )

■解答■
彼女は、6月末までには、すでに大阪に引っ越してしまっているかもしれない。

▼解説▼
I have an upset stomach. I might have eaten something bad.(おなかの調子が悪い。何か悪いものでも食べたのかもしれない)のように、〈might have 過去分詞〉は通常、「…したかもしれない」「…だったかもしれない」という、「過去の出来事に関する推量」の表現である。しかし、by the end of Juneという「期限」があることから、この文は「未来の出来事に関する推量」であると判断できる。未来完了の〈will have 過去分詞〉に推量の意味を込めたいが、助動詞を二つ重ねて〈× might will have 過去分詞〉のように言うことはできないので、この形が使われているのだ。

2020年04月01日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(17)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q17
日本語に合うように空所に助動詞(句)を入れなさい。

You ( ) want to update the software to the
latest version.
そのソフトウエアは、最新版にアップデートした方がいいか
もしれません。

■解答■
might

▼解説▼
直訳すると「あなたはそのソフトウエアを、最新版にアップデートしたいかもしれません」となるが、You might want to...は「…してはいかがでしょうか」「…した方がいいかもしれませんよ」のような、「提案」「依頼」の表現である。「もしかしたら…なさりたいかもしれませんね」というニュアンスで、押し付けがましくない提案ができるので、顧客や上司などに対して使う表現として活用できる。

2020年03月30日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(16)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q16
どちらが自然な英文か考えなさい。
1. May you go to his party tomorrow night?
2. Are you likely to go to his party tomorrow
night?
あなたは、明日の夜の彼のパーティーには行きそうな感じ
ですか。

■解答■
2

▼解説▼
「可能性」を示すmayは、通例、疑問文で用いることはほとんどない。そのため、「あなたは…しそうですか」という意味で、May you...?という形を用いるのは不自然。その代用として、Are you likely to...?や、Do you think you’ll...?などの表現を用いる必要がある。May you...という語順は、いわゆる「祈願文」を想起させる。May you and your loved ones be blessed with joy, love, peace and happiness.(あなたとあなたの愛する人々が喜び、愛、平和、幸福に恵まれますように)のような時候の挨拶などでよく目にする。

2020年03月27日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(15)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q15
日本語に訳しなさい。
You could have told me you were changing jobs.
( )

■解答■
転職するつもりだったのなら、私にそう言ってくれればよかったのに。

▼解説▼
could have 過去分詞〉は「…することができたのに、しなかった」という意味を表す。そこから、この例文のように、「…することができたのに、しなかったのはひどい!」「…してくれればよかったのに!」のように、「非難」のニュアンスの表現として使われることがある。また、〈could have 過去分詞〉は、“ Why didn’t he show up for the meeting?” “He could have forgotten about it. ”(「なぜ彼は打ち合わせに来なかったんですか」「忘れてしまっていたのかもしれないね」)のように、〈may have 過去分詞〉、〈might have 過去分詞〉と同様に、「もしかしたら…したのかもしれない」という意味も表すことができる。

2020年03月25日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(14)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q14
正しい文に直しなさい。
You can speak French in a few months.
→( )

■解答■
You will be able to speak French in a few months.(あなたは数カ月のうちにフランス語をしゃべれるようになりますよ)

▼解説▼
未来における可能性、つまり「…できるようになるだろう」という意味を表すには、can 単体ではNGだ。×will canのように助動詞を二つ重ねて用いることはできないので、beable toを使い、will be able toという形にする。ただし、“ Can I see you this afternoon? ” “ I’m a bit busy today, but I can see you on Friday. ”(「今日の午後、会えますか」「今日はちょっと忙しいのですが、金曜日なら会えますよ」)のように、「未来に関することを今決める」という場合はcan単体でOK。