2014年10月27日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(16)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「ショッピング」「外食」編●

get one's money's worth

元をとる


◆解説◆
「払った金額分の価値を得る」ということを意味します。worth more than (the price) one paid なら「〜が払った金額以上の価値がある」という意味になります。


◆会話例◆
A: How do you like your new laptop?
新しく買ったノートパソコンはどう?

B: It was pretty expensive, but I think I got my money's worth.
かなり高かったけど、それだけの価値はあると思うよ。

2014年10月24日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(15)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「ショッピング」「外食」編●

pay through the nose

ぼられる


◆解説◆
昔のアイルランドで、税金を払えない人が鼻を切り落とされていたことから、このようなイディオムが生まれたという説や、bleed(法外な金を搾り取る)と nosebleed(鼻血)の連想からきたという説もあります。


◆会話例◆
A: That club makes you pay through the nose just for a glass of beer.
あのクラブは、たった1杯のビールで法外な代金をぼったくるんだ。

B: Really? Let's go somewhere else then.
本当? それなら、ほかの店に行きましょう。

2014年10月22日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(14)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「ショッピング」「外食」編●

split the bill

割り勘にする


◆解説◆
split the bill は「勘定書を割る」という直訳からイメージできるように、「割り勘にする」という意味です。go Dutch という言い方もありますが、ちょっと古い表現なので、split the bill を覚えておきましょう。


◆会話例◆
A: Do you expect the guy to pay for dinner on a first date?
最初のデートでは男性がディナー代を払うものだと思う?

B: No way. I always insist on splitting the bill.
そんなことないわ。私はいつも割り勘にしようって言ってるもの。

2014年10月20日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(13)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

keep one's money under the mattress

たんす預金する


◆解説◆
「お金をマットレスの下、つまり、ベッドとマットレスの隙間にしまっておく」ということで「たんす預金する」を意味することになります。


◆会話例◆
A: That might be wise now that so many banks are going under.
お金はたんす預金しているわ。

B: Did you say you took your family on a Caribbean cruise this summer?
多くの銀行が倒産している時代だから、それが賢いかもしれないね。

* go under: 倒産する。破産する

2014年10月17日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(12)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

pinch and scrape

爪に火をともすような生活をする


◆解説◆
pinch and save や scrimp and save などとも言います。pinch は「倹約する」、scrape は「かき集める」の意味なので、「倹約してお金をかき集める」ということを意味します。目的があってお金を切り詰める場合によく使われる表現です。


◆会話例◆
A: Did you say you took your family on a Caribbean cruise this summer?
この夏は、ご家族をカリブ海のクルーズに連れて行ったんですって?

B: Yeah. We had to pinch and scrape for a whole year to pay for it, though.
ええ。でも、その費用のために丸1年、爪に火をともすような生活をしなければなりませんでしたよ。

2014年10月15日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(11)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

have money to burn

金があり余っている


◆解説◆
「燃やす金がある」ということは「燃やしても惜しくないくらい、お金があり余っている」ということ意味します。


◆会話例◆
A: My kids seem to think I have money to burn.
僕には掃いて捨てるほどお金があると、子どもたちは思っているみたいなんだ。

B: Yeah. Teenagers can be pretty demanding.
そうね。10代の子はかなり要求が高いことがあるからね。

* demanding: 要求が高い

2014年10月13日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(10)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

sit on one's wallet

財布のひもが固い


◆解説◆
「財布の上に座って、財布が開かないようにする」というイメージです。「お金を使わずに、後生大事にとっておく」というニュアンスを持っています。


◆会話例◆
A: This is our first overseas trip in years. We can't just sit on our wallets.
数年ぶりの海外旅行だから、財布のひもをあんまり締めすぎないようにね。

B: I know. But we need to leave some money for Christmas presents.
わかってるわ。でも、クリスマスプレゼントのために少しは残しておかないと。

2014年10月10日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(9)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

nest egg

へそくり


◆解説◆
nest egg は「貯金」や「不時に備えた蓄え」のことを意味しますが、文脈によっては、「へそくり」という意味でも使われます。「へそくり」は secret stash of money とも言います。


◆会話例◆
A: I think my wife has a secret nest egg stashed away.
うちの妻は、へそくりを隠していると思う。

B: Mine too.
うちのもね。

2014年10月08日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(8)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

be rolling in money

大金持ちで


◆解説◆
「お金の中を転がっている」が直訳ですが、そこから「大金持ちである」という意味がイメージできます。「裕福な暮らしをしている」は be on easy street とも言います。


◆会話例◆
A: How can he afford such a lavish lifestyle?
どうして彼はあんなにぜいたくな暮らしができるんだろう?

B: His family's rolling in money.
実家が大金持ちなのよ。

2014年10月06日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(7)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

make ends meet

収支を合わせる


◆解説◆
「収入と支出の帳尻をなんとか合わせる」「収入内でなんとか暮らす」という意味です。make both ends meet とも言います。


◆会話例◆
A: The recession has made it hard just to make ends meet these days.
不況のせいで、最近はやりくりするのが大変だわ。

B: That's for sure.
まったくだよ。

2014年10月03日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(6)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

keep the wolf from the door

飢えをしのぐ


◆解説◆
「オオカミをドアから遠ざけておく」が直訳で、「飢えて弱ると、オオカミが襲ってやろうと寄ってくるから、飢えないようにする」という発想からきた表現です。


◆会話例◆
A: Do they pay you much at the factory?
工場ではお給料をたくさんもらってるの?

B: Hardly. It's barely enough to keep the wolf from the door.
とんでもない。なんとか飢えをしのいでいけるぐらいだよ。

2014年10月01日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(5)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

tighten one's belt

倹約する


◆解説◆
「空腹をごまかすためにベルトをきつくする」とはつまり「倹約する」を意味します。pull in one's belt も同じ意味のイディオムです。


◆会話例◆
A: It's a week before the next payday and I'm nearly broke.
給料日まであと1週間あるのに、ほとんど無一文だよ。

B: Maybe you should learn to tighten your belt a bit.
少しは倹約することを覚えたほうがいいわね。

* payday: 給料日 / broke: 一文無しの

2014年09月29日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(4)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

one's ship comes in

大金が手に入る


◆解説◆
「富を満載した船が旅から帰ってくる」というイメージからきた表現です。


◆会話例◆
A: When my ship comes in, I'll buy an old castle in Europe and move there.
大金が手に入ったら、ヨーロッパの古城を買って移り住むの。

B: That'll be the day!
そんなことあるわけないって!

* That'll be the day.: そんなことはありえない

2014年09月26日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(3)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

be strapped for cash

火の車


◆解説◆
cash-strapped とも言い、strapped だけでも「窮乏した」という意味を表すことができます。この表現は、昔、イギリスのパブで「つけ」で飲む際に、名前を書いた革のストラップを壁に貼った風習からきた表現とされています。


◆会話例◆
A: Why don't we buy a car?
車を買わない?

B: Not now. You know we're strapped for cash.
今はダメよ。家計が火の車だって知ってるでしょ。


2014年09月24日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(2)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

bring home the bacon

生活費を稼ぐ


◆解説◆
「家に食材であるベーコンを持って帰ってくる」から転じた「生活費を稼ぐ、一家の生計を立てている」という意味のイディオムです。


◆会話例◆
A: Does your wife work full time too?
奥さんもフルタイムで働いているのですか。

B: No, she's a student. We've decided I'll bring home the bacon until she gets her PhD.
いえ、妻は学生です。2人で話し合って、妻が博士号を取得するまで、私が生活費を稼ぐことにしたんです。


2014年09月22日

日常生活でもビジネスでも使える! 身近な「お金」の慣用表現(1)



このシリーズでは、
「財布のひもを握る」や「収支がとんとんになる」など、いざ英語言ってみようとするとなかなか言えない、お金に関する表現をご紹介します。
ネイティブがよく使う「お金の慣用表現」を、会話文とともに、身につけましょう!

●「家計」編●

hold the purse strings

財布のひもを握る


◆解説◆
the purse strings は「財布のひも」を意味し、「財布のひもを握る」は control the purse strings とも言います。hold[control]the purse strings は、「家計」に関してだけでなく、「収支を管理する」「財政を預かる」といった意味でも使われます。


◆会話例◆
A: Who holds the purse strings in your house?
君の家では、誰が財布のひもを握っているの?

B: My husband does. He’s much better at budgeting than I am.
夫よ。私より家計のやりくりがずっとうまいの。