2014年03月19日

その表現、ちょっと待った!ビジネスNG表現集(3)



このシリーズでは、
ビジネスの場で日本人がつい使ってしまいがちな「NG表現」と、それを避けるためのテクニックをご紹介します。
前向きな言い方や柔らかい言葉づかいをすることで、相手にポジティブな印象を与えましょう!

●角の立つ言い方を避ける●

@We're having some difficulty with this project.
このプロジェクトにちょっと問題が起きている。

◇NG表現◇

We're having some trouble with this project.

このプロジェクトにちょっと支障が生じている。

◆解説◆

trouble だと「解決できるかあやしい」ニュアンスになります。
「解決可能な」印象を与える difficulty を使いましょう。  



AWe suffered a major setback.
大幅に後退せざるを得なかった。

◇NG表現◇

It was a big failure.

それは大失敗だった。

◆解説◆

setback は「後退」なので、「また前に進めば問題ない」という感じを与えられます。

2014年03月17日

その表現、ちょっと待った!ビジネスNG表現集(2)



このシリーズでは、
ビジネスの場で日本人がつい使ってしまいがちな「NG表現」と、それを避けるためのテクニックをご紹介します。
前向きな言い方や柔らかい言葉づかいをすることで、相手にポジティブな印象を与えましょう!

●角の立つ言い方を避ける●

@We had to decline his offer.
彼の提案を断らざるを得なかった

◇NG表現◇

We refused his offer.
彼の提案を却下した

◆解説◆

refuse は「断固拒絶する」、decline は「丁重に断る」というニュアンスです。 



AWe'll look into this issue.
この件を検討してみよう

◇NG表現◇

We need to solve this problem.
この問題を解決しなくてはならない

◆解説◆

problem には「解決を要する深刻な問題」という含みがあるので、そうしたネガティブな感じのしない issue を用いたほうが無難です。

2014年03月14日

その表現、ちょっと待った!ビジネスNG表現集(1)



このシリーズでは、
ビジネスの場で日本人がつい使ってしまいがちな「NG表現」と、それを避けるためのテクニックをご紹介します。
前向きな言い方や柔らかい言葉づかいをすることで、相手にポジティブな印象を与えましょう!

●角の立つ言い方を避ける●

@We have a slight issue with this product.
この製品には少し不安な点があります

◇NG表現◇

This product has a serious defect.
この製品には重大な欠陥があります

◆解説◆

defect は「(修正すべき)欠陥」というネガティブな印象を与えます。そうしたニュアンスのない issue を用いれば、「責任問題」への発展を回避できます。



AThere was a misunderstanding with a client.
クライアントと意見の相違があった

◇NG表現◇

We got into a fight with a client.
クライアントと言い争いになった

◆解説◆

fight(言い争い、口論)よりも、misunderstanding {(単なる)意見の相違}という無難な表現を使いましょう。