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各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。
Q35
( ) 内の語を正しい順番に並べ替えなさい。
A: Taking a taxi will cost too much.
B:( it / as / be / that / may ), they need us there right now!
A:タクシーに乗るとお金がかかりすぎます。
B: そうかもしれないけど、彼らは今すぐにでも私たちに来
てもらいたがっているんだよ!
■解答■
Be that as it may
▼解説▼
倒置になっていることに注意しよう。「たとえそうだとしても」「それはそれとして」「ともかく」のようなニュアンスの決まり文句である。
mayを含む倒置表現として、come what mayも覚えておきたい。「何が来たとしても」→「何が起ころうとも」という意味で、Come what may, I’m going to be a doctor.(なんとしても、私は医者になるつもりだ)のように用いられる。