2020年04月03日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(18)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q18
日本語に訳しなさい。

She might have already moved to Osaka by the
end of June.
( )

■解答■
彼女は、6月末までには、すでに大阪に引っ越してしまっているかもしれない。

▼解説▼
I have an upset stomach. I might have eaten something bad.(おなかの調子が悪い。何か悪いものでも食べたのかもしれない)のように、〈might have 過去分詞〉は通常、「…したかもしれない」「…だったかもしれない」という、「過去の出来事に関する推量」の表現である。しかし、by the end of Juneという「期限」があることから、この文は「未来の出来事に関する推量」であると判断できる。未来完了の〈will have 過去分詞〉に推量の意味を込めたいが、助動詞を二つ重ねて〈× might will have 過去分詞〉のように言うことはできないので、この形が使われているのだ。
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