2020年03月23日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(13)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q13
1と2の意味の違いを説明しなさい。
1. I have to go home early today.
2. I need to go home early today.

■解答■
1は「帰りたくないが、帰らなければならない」という気持ちが入ることもあるが、2は単に「帰らなければならない(状況だ)」と述べている。

▼解説▼
have toとneed toのニュアンスの違いには注意が必要だ。have toは、「本当はしたくないが、やむを得ない事情があるため、そうしなければならない」という場合にも用いる。これに対して、need toは客観的な事情から、単に「そうしなければならない状況だ」という意味になる。たとえば、I have to go and see my brother today.は、「(本当は兄弟に会いたくないのに)会わなければならない」といったニュアンスにもなるので、場合によっては「兄弟に会いたくない事情でもあるのだろうか」と訝しがられてしまう恐れがある。その含みを避けたい場合には、need toを使うのが無難だ。
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