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英語のメールや会話で何かを強調したいとき、いつも very や really ばかりで済ませていないでしょうか。また、意見を言いたいとき、I think ばかり連発していないでしょうか。これらの語や表現は間違いではないが、文や発言に力がなく説得力に欠けがちです。また、同じ言葉の繰り返しは稚拙な印象を与えてしまいます。
このシリーズでは、もう一段階上の英語表現を身につけたいあなたに、さまざまな状況に即した、ネイティブ直伝のインパクトのある表現を取り上げます。実際にどんどん使って、マンネリ英語から脱却しましょう。
●very+形容詞●
It's very cold outside. → It's nippy outside.
◆解説◆
動詞 nip は「かむ」。nippy は「刺すように寒い」という意味で、nippy winter morning のように使われます。そのほか、おなじみの freezing(凍えるように寒い)も使えます。なお crisp(カリカリした、きびきびした)を使って、秋が深まってきた頃の「身が引き締まるようなすがすがしい肌寒さ」を It's nice and crisp outside. のように言います。
◆例文◆
A: It's pretty nippy outside.
B: Too nippy for a walk?
A: No, but we'd better wear gloves.
A: 外はけっこう寒いわよ。
B: 散歩に行けないくらい寒い?
A: いいえ。でも手袋をしたほうがいいわね。