2017年11月24日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(6)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『ローマの休日』●

映画のあらすじ:
欧州親善旅行でローマを訪れていた某国のアン王女。アメリカ人新聞記者ジョーによって保護されたアンは、ごく普通の女の子のように、2人でローマの街を散策します。最初は「特ダネ」としてアンを利用しようと考えていたジョーでしたが、2人はお互いに引かれ合っていきます。


◆シーン6◆
アン王女を車で滞在先のすぐ近くまで送り届けてきたジョー。すでに深く愛し合っている2人は、どうしても別れがたく、最後のひとときを名残惜しんでいます。

Ann: Promise not to watch me go beyond the corner. Just drive away and leave me, as I leave you.
Joe: All right.
Ann: I don't know how to say goodbye. I can't think of any words.
Joe: Don't try.
アン: 私が角を曲がって去るところを見ないって、約束して。そのまま走り去ってちょうだい。私も去って行くように。
ジョー: わかった。
アン: どうやってさよならを伝えたらいいかわからない。言葉が見つからないの。
ジョー: 無理にさよならを言わなくてもいい。

「苦しいなら、無理にしなくていいよ」という思いを、このように、たった2語で伝えることができます。なお、下の例のように even を入れると、「試してみることさえするな」→「どうせ無理だよ」というニュアンスにもなります。

◆例文◆
A: I know I have to work to make ends meet, but I really don't like my job.
B: Sorry to hear that, but life isn't always what one likes.
A: 働いて必要なだけの生活費を稼がなくちゃいけないのはわかっているんだけど、今の仕事は本当に好きじゃないんだ。
B: それは泣ける話だけど、人生は、自分の好きなことばかりというわけにはいかないからね。

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