2017年11月03日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(27)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● 総集編2 聖書の英語(2) ●
Am I my brother's keeper?
(他人のことについて)私の知ったことではない
A: Dave, I need to talk to Wanda.
B: As you can see, she's not at her desk.
A: Well, where is she? When will she be back?
B: How would I know? Am I my brother's keeper?
A: デイブ、ワンダに話があるんだけど。
B: 見ての通り、彼女は席を外しているよ。
A: うーん、どこに行ったのかしら。いつ戻るの?
B: 知るわけないでしょ。僕は彼女の「番人」じゃないからね。

There's nothing new under the sun.
この世には、まったく新しいものなどない
A: That politician keeps talking about his bold new ideas, but I'm not sure what to think.
B: His policies are actually very similar to things that were tried and failed in the '80s.
A: Really? I guess there's nothing new under the sun.
B: Not in politics, at least.
A: あの政治家は、自分で考えた大胆な新提案とやらについてずっと話し続けているけど、どう考えるべきかな。
B: 彼の政策は実は、80年代に試行されて失敗に終わったものの焼き直しなんだけどね。
A: そうなの? この世に新しいものなんて何もないのね。
B: 少なくとも、政治の分野においてはね。

fall by the wayside
(途中で)挫折する
A: What happened to the plans for expanding the store?
B: We got to the point of talking to the builders, but then everyone got busy with the new product line.
A: Do you know when you'll be working on the expansion again?
B: Not really. It's kind of fallen by the wayside.
A: 店舗拡張の計画はどうなったの?
B: 建築業者と打ち合わせをするところまでは進んだんだけど、みんな新製品のことで忙しくなってしまって。
A: いつになったらまた拡張の件に取り掛かるの?
B: さあね。頓挫してしまったような感じだね。

Woe is me!
ああ、悲しいかな
A: Did you hear Katie broke up with her boyfriend?
B: Sure. She called me last night and told me all about it.
A: Well, I think she causes the problems in her relationships herself.
B: I know, right? I can't stand her “woe is me” attitude about it.
A: ケイティが彼氏と別れたって聞いた?
B: もちろん。ゆうべ彼女から電話があって、その一部始終を聞かせてくれたわ。
A: でも、付き合いで問題を引き起こしているのは、いつも彼女自身だと思うけどね。
B: でしょ? 彼女の「私って、なんて不幸なの!」という態度にはうんざり。

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