会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(13)
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このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!
● シェイクスピアの英語 ●
a foregone conclusion
必然的な結果
(出典:『オセロ』 第三幕 第三場)
◆解説◆
「最初から決まっていること」「避けられない事態」というニュアンスの表現です。原典では、寝言で言った内容を不貞行為の動かぬ証拠だと主張するのに使われており、元は「すでに起こってしまったこと、既成事実」といった意味合いでした。
◆例文◆
A: I heard the company's going to be bought out by ABC Enterprises.
B: Well, they're still negotiating over price.
A: But ABC's so much bigger―they can probably afford anything.
B: Right, so it's more or less a foregone conclusion.
A: 会社がABC社に買収されるらしいね。
B: そうね、まだ金額について交渉中みたいだけど。
A: でも、ABC社のほうがずっと大きいから、きっといくらでも出せるよ。
B: そうね。だから、ほぼ避けられないでしょうね。