2017年09月15日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(6)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● 聖書の英語 ●
Am I my brother's keeper?
(他人のことについて)私の知ったことではない
(出典:旧約聖書 創世記 4章9節)

◆解説◆
旧約聖書の中に、カインとアベルという兄弟の話が出てきます。カインは弟アベルを殺してしまうのですが、神に弟の居場所を聞かれたカインは、とぼけて Am I my brother's keeper?「私は弟の番人でしょうか?」と答えます。ここから、Am I my brother's keeper? は「(他人のことについて)私の知ったことではない」「私の責任ではない」という意味の表現として使われるようになりました。I am not my brother's keeper. という形でもよく使われます。また、以下の会話例にもあるように、女性を指す場合でも、brother のままで構いません(sister にしても問題ありません)。

◆例文◆
A: Dave, I need to talk to Wanda.
B: As you can see, she's not at her desk.
A: Well, where is she? When will she be back?
B: How would I know? Am I my brother's keeper?
A: デイブ、ワンダに話があるんだけど。
B: 見ての通り、彼女は席を外しているよ。
A: うーん、どこに行ったのかしら。いつ戻るの?
B: 知るわけないでしょ。僕は彼女の「番人」じゃないからね。

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