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このシリーズでは、ネイティブとの会話において誤解が生じやすい表現と、その改善法をご紹介します。
正しく伝わる英語を学んで、スマートな会話を目指しましょう♪
家を引っ越す
( すれ違いの会話 )
A. I'm going to move my house tomorrow.
明日、家を引っ越すの。
B. Your house?! How?
家を!? どうやって?
A. I've hired a moving company.
引っ越し会社を雇ったんだけど。
B. They're going to move your house?!
彼らが家を動かしてくれるの!?
A. Huh?
え?
( すれ違いの理由 )
日本語で「家を引っ越す」という言い方をするので、move my house と思わず言ってしまったのですが、
「家を動かす」のだと思われてしまったのが、 かみ合わなかった理由です。
ネイティブも I'm going to move myhouse.という表現を使うことがありますが、これは引っ越しではなく、
実際に家屋を移動させることを意味します。
「家を引っ越す」と言うつもりで I'm going to move my address.と言ってしまう人がたまにいますが、
これも間違いです。
動詞 move の後ろには目的語を置かずに、I'm going to move.や I'm moving.と言えばよいです。
( 適切な表現 )
A. I'm going to move tomorrow.
明日引っ越しなの。
B. Do you need some help?
手伝おうか?
A. No, I've hired a moving company.
ううん、引っ越し会社を雇ったから。
B. That makes it a lot easier.
それならずいぶん楽だね。