2020年05月12日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(34)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q34

下線部を訳しなさい。
A: Aren’t you coming to the library with us?
B: I wish I could.
A: あなたは、私たちと一緒に図書館に行かないのですか?
B:( )

■解答■
行けたらいいのですが……。

▼解説▼
I wish I could go with you, but I can’t.(一緒に行けたらいいのですが、実際は行けません)を省略したもの。ストレートに「行けい」と答えるのではなく、「行けたらいいのですが…」「本当は行きたいのですが…」というニュアンスなので、相手に与える印象が良くなる。同様の原理で、I disagree.(反対です)と答える代わりに、I wish I could agree.(賛成できたらいいのですが…)のように答えると、物腰がソフトになる効果がある。

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(33)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q33

空所に適切な助動詞(句)を入れなさい。
A: If I( ), I’d like to ask you a question.
B: Sure. Go ahead.
A: よろしければ、質問させていただきたいのですが。
B: いいですよ。どうぞ。

■解答■
may

▼解説▼
If I may,で、「もしよろしければ」という、控えめな態度を示すときの決まり文句になる。このmayは「許可」の意味である。類似表現にif I may say so,(こう言ってはなんですが)、if I may be so bold,(厚かましくて恐縮ですが)、if I may make a suggestion,(せんえつながら)などがある。

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(35)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q35

( ) 内の語を正しい順番に並べ替えなさい。
A: Taking a taxi will cost too much.
B:( it / as / be / that / may ), they need us there right now!
A:タクシーに乗るとお金がかかりすぎます。
B: そうかもしれないけど、彼らは今すぐにでも私たちに来
てもらいたがっているんだよ!

■解答■
Be that as it may

▼解説▼
倒置になっていることに注意しよう。「たとえそうだとしても」「それはそれとして」「ともかく」のようなニュアンスの決まり文句である。
mayを含む倒置表現として、come what mayも覚えておきたい。「何が来たとしても」→「何が起ころうとも」という意味で、Come what may, I’m going to be a doctor.(なんとしても、私は医者になるつもりだ)のように用いられる。