2020年05月08日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(32)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q32

空所に適切な助動詞(句)を入れなさい。
A: I( ) use your help on this.
B: Sure. You just name it.
A:この件で、あなたに手伝ってもらえるとありがたいのですが。
B: わかりました。何でもやりますよ。

■解答■
could

▼解説▼
動詞のuseがポイント。もちろん、本来は「〜を使う」という意味だが、could useという形になると、「〜が得られるとありがたい」「〜が入手できると助かるのだが」のような意味の表現になる(can useも可能)。I could use a glass of water.(水を1杯いただけるとありがたいです)や、I could really use a hamburger.(ハンバーガーがすごく食べたいな)などのように、普段はuse(〜を使う)の目的語にならないものも、「欲しい」という意味のcould useでは目的語にとることができることに注意しよう。

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(31)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q31

A: I did the dishes.
B: You didn’t have to do that. Thanks.
A:お皿を洗っておいたわよ。
B:(            )ありがとう。

■解答■
わざわざ悪いね。

▼解説▼
このYou didn’t have to do that.は、「する必要はなかったのに」「わざわざやってもらってありがとう」という、感謝ひと言である。「あなたはそれをする必要がなかった」という直訳から、「やらなくていいことをわざわざやった」「余計なことをするな」という意味に思えるかもしれない。実際、You didn’t have to provoke him like that.(あんなふうに彼を挑発することなかったのに)のように、「しなくてもいいことをしてしまった」という意味になることもあるので、文脈や状況に気をつける必要がある。