2020年04月29日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(29)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q29
正しい訳を選びなさい。

I can never thank you enough.
@まったく感謝などしていない。/A感謝することはできない。/B感謝の言葉もない。

■解答■
B

▼解説▼
助動詞canと(準)否定語の組み合わせには注意しよう。この文は「私はあなたに決して十分感謝することはできな
い」→「感謝してもしきれない」「感謝の言葉もない」という意味である。I don’t know how to thank you (enough).も、ほぼ同じ意味の表現。

2020年04月27日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(28)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q28
下線部を訳しなさい。

A: How’s the project going?
B: Couldn’t be better.
A: プロジェクトの進しん捗ちょくはどうですか。
B: @まあまあです。/ Aいたって順調です。/ B最悪です。

■解答■
A

▼解説▼
couldは仮定法であり、Couldn’t be better.は「それ以上、良くなり得ないぐらい良い」、つまり「最高である」という意味の決まり文句である。なお、主語はたいてい省略される。betterをbadの比較級であるworseに変えたCouldn’t be worse.なら、「それ以上なり得ないぐらい悪い」→「最悪である」という意味になる。なお、Could be better. は「今よりも良くなり得る」→「あまり良くない」、Could be worse.は「今よりも悪くなり得る」→「まだ下がある」→「悪くはない」「まあまあである」という意味の表現だ。

2020年04月22日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(26)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q26
日本語に訳しなさい。

Every boy in town just had to fall in love with Patti.
(                       )

■解答■
街の男の子は皆、パティに恋せずにはいられなかった。

▼解説▼
had toだからといって、「恋をしなければならなかった」では意味がわかりません。「しなければならない」→「どうしてもしてしまう」「自然にそうしてしまう」という意味であり、「義務」ではなく「必然」のようなニュアンスです。

2020年04月21日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(25)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q25
日本語に訳しなさい。

You really must come and see us.
(               )

■解答■
ぜひお越しください。

▼解説▼
mustの基本的な意味は「義務」と「強い推量」だが、「義務」の意味がベースになって、You must...は「あなたは…しなければならない」→「ぜひ…してください」という「強い勧誘」の意味になることがある。 must-see は「ぜひ見なければならない(映画・展覧会など)」という意味の形容詞・名詞であるが、このmustにも「強く勧める」というニュアンスが含まれていると言える。

2020年04月15日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(23)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q23
日本語に訳しなさい。

I should have known better with a girl like her.
(                       )

■解答■
彼女のような女性には、もっと気をつけておくべきだった。

▼解説▼
〈should have 過去分詞〉で、「…するべきだったのに、しなかった」という意味になる。また、know betterは「も
っと分別がある」。I should have known better with...で、「…に関して、もっと分別のある行動・態度を取るべきだっ
」といった意味になる。なお、I should have known better than to...なら「…するなんて、私は愚かだった」という意味になる。I should have known better than to ask such a stupid question.
(こんなバカなことを聞いてしまって、私は愚かだった)だ。

2020年04月13日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(22)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q22
日本語に合うように空所に助動詞(句)を入れなさい。

She asked whether she ( ) give him a call.
彼女は「彼に電話しましょうか」とたずねた。

■解答■
should

▼解説▼
話法の転換に伴う時制の一致に関する問題だ。まず、直接話法の文を考えてみよう。「…しましょうか」はShallI...? であるから、「彼に電話しましょうか」はShall I givhim a call?となります。全体としてはShe said, “ Shall I givehim a call? ”という形で表されます。これを間接話法に転換すればいいのだが、主節の動詞がaskedになるので、whether 節の中の時制は強制的に過去になる(時制の一致)。shall の過去形はshould なので、whether以下はshe should give him a callとなるのです。

2020年04月08日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(20)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be able toなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q20
日本語に訳しなさい。

Don’t let him get drunk−he will brag for hours
about how great his son is.
(                      )

■解答■
彼を酔わせちゃダメだよ。酔うといつも何時間も息子の自慢話をするからね。

▼解説▼
「自慢するだろう」という単なる「未来」の訳ではNG。このwillは、現在における習性や傾向などを示している。「主語が繰り返し行う行動」「主語の性質や特徴」について描写するときに使う表現である。ことわざのBoys will be boys.のwillも同じ用法で、「男の子というのは、しょせんは男の子なのだ」「男はそんなもんだから、仕方がない」という意味である。

2020年04月06日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(19)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q19
空所に適切な助動詞(句)を入れなさい。

A: Do you know what you have done?
B: This ( ) never happen again. I promise.
A: なんてことをしてくれたんだ!
B: このようなことが二度と起きないようにします。約束します。

■解答■
will

▼解説▼
直訳すると、「これは、二度と起こらないだろう」ということになるが、実はwillによって、「話者の意志」が込められていることに注意が必要だ。「話者の意志によって、これが二度と起きないようにする」→「私はこのようなことは二度と起こしません」という意味になる。letを用いて書き換えれば、I will never let this happen again.となる。

2020年04月03日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(18)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q18
日本語に訳しなさい。

She might have already moved to Osaka by the
end of June.
( )

■解答■
彼女は、6月末までには、すでに大阪に引っ越してしまっているかもしれない。

▼解説▼
I have an upset stomach. I might have eaten something bad.(おなかの調子が悪い。何か悪いものでも食べたのかもしれない)のように、〈might have 過去分詞〉は通常、「…したかもしれない」「…だったかもしれない」という、「過去の出来事に関する推量」の表現である。しかし、by the end of Juneという「期限」があることから、この文は「未来の出来事に関する推量」であると判断できる。未来完了の〈will have 過去分詞〉に推量の意味を込めたいが、助動詞を二つ重ねて〈× might will have 過去分詞〉のように言うことはできないので、この形が使われているのだ。

2020年04月01日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(17)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q17
日本語に合うように空所に助動詞(句)を入れなさい。

You ( ) want to update the software to the
latest version.
そのソフトウエアは、最新版にアップデートした方がいいか
もしれません。

■解答■
might

▼解説▼
直訳すると「あなたはそのソフトウエアを、最新版にアップデートしたいかもしれません」となるが、You might want to...は「…してはいかがでしょうか」「…した方がいいかもしれませんよ」のような、「提案」「依頼」の表現である。「もしかしたら…なさりたいかもしれませんね」というニュアンスで、押し付けがましくない提案ができるので、顧客や上司などに対して使う表現として活用できる。