2020年04月01日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(17)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q17
日本語に合うように空所に助動詞(句)を入れなさい。

You ( ) want to update the software to the
latest version.
そのソフトウエアは、最新版にアップデートした方がいいか
もしれません。

■解答■
might

▼解説▼
直訳すると「あなたはそのソフトウエアを、最新版にアップデートしたいかもしれません」となるが、You might want to...は「…してはいかがでしょうか」「…した方がいいかもしれませんよ」のような、「提案」「依頼」の表現である。「もしかしたら…なさりたいかもしれませんね」というニュアンスで、押し付けがましくない提案ができるので、顧客や上司などに対して使う表現として活用できる。

2020年03月30日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(16)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q16
どちらが自然な英文か考えなさい。
1. May you go to his party tomorrow night?
2. Are you likely to go to his party tomorrow
night?
あなたは、明日の夜の彼のパーティーには行きそうな感じ
ですか。

■解答■
2

▼解説▼
「可能性」を示すmayは、通例、疑問文で用いることはほとんどない。そのため、「あなたは…しそうですか」という意味で、May you...?という形を用いるのは不自然。その代用として、Are you likely to...?や、Do you think you’ll...?などの表現を用いる必要がある。May you...という語順は、いわゆる「祈願文」を想起させる。May you and your loved ones be blessed with joy, love, peace and happiness.(あなたとあなたの愛する人々が喜び、愛、平和、幸福に恵まれますように)のような時候の挨拶などでよく目にする。

2020年03月27日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(15)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q15
日本語に訳しなさい。
You could have told me you were changing jobs.
( )

■解答■
転職するつもりだったのなら、私にそう言ってくれればよかったのに。

▼解説▼
could have 過去分詞〉は「…することができたのに、しなかった」という意味を表す。そこから、この例文のように、「…することができたのに、しなかったのはひどい!」「…してくれればよかったのに!」のように、「非難」のニュアンスの表現として使われることがある。また、〈could have 過去分詞〉は、“ Why didn’t he show up for the meeting?” “He could have forgotten about it. ”(「なぜ彼は打ち合わせに来なかったんですか」「忘れてしまっていたのかもしれないね」)のように、〈may have 過去分詞〉、〈might have 過去分詞〉と同様に、「もしかしたら…したのかもしれない」という意味も表すことができる。

2020年03月25日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(14)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q14
正しい文に直しなさい。
You can speak French in a few months.
→( )

■解答■
You will be able to speak French in a few months.(あなたは数カ月のうちにフランス語をしゃべれるようになりますよ)

▼解説▼
未来における可能性、つまり「…できるようになるだろう」という意味を表すには、can 単体ではNGだ。×will canのように助動詞を二つ重ねて用いることはできないので、beable toを使い、will be able toという形にする。ただし、“ Can I see you this afternoon? ” “ I’m a bit busy today, but I can see you on Friday. ”(「今日の午後、会えますか」「今日はちょっと忙しいのですが、金曜日なら会えますよ」)のように、「未来に関することを今決める」という場合はcan単体でOK。

2020年03月23日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(13)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q13
1と2の意味の違いを説明しなさい。
1. I have to go home early today.
2. I need to go home early today.

■解答■
1は「帰りたくないが、帰らなければならない」という気持ちが入ることもあるが、2は単に「帰らなければならない(状況だ)」と述べている。

▼解説▼
have toとneed toのニュアンスの違いには注意が必要だ。have toは、「本当はしたくないが、やむを得ない事情があるため、そうしなければならない」という場合にも用いる。これに対して、need toは客観的な事情から、単に「そうしなければならない状況だ」という意味になる。たとえば、I have to go and see my brother today.は、「(本当は兄弟に会いたくないのに)会わなければならない」といったニュアンスにもなるので、場合によっては「兄弟に会いたくない事情でもあるのだろうか」と訝しがられてしまう恐れがある。その含みを避けたい場合には、need toを使うのが無難だ。

2020年03月20日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(12)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q12
空所に適切な助動詞(句)を入れなさい。
A: You look exhausted.
B: I( ) work overtime last night.
A: すごく疲れているみたいね。
B: 昨日の夜、残業しなければならなかったからね。

■解答■
had to

▼解説▼
「…しなければならない」というと、mustとhave toが思い浮かぶと思うが、mustには過去形がない。must は、古英語のmōtan の過去形であるmōste が語源だからだ。そのため、「…しなければならなかった」という意味を表すときには、have toの過去形のhad toを用いる。なお、must の過去形の代用としては、had to 以外に、was [were] required toも使われる。As his sole legalheir, she was required to pay her late father’s debt.(唯一の法定相続人として、彼女には亡父の負債を支払う義務があった)

2020年03月18日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(11)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q11
下線部を訳しなさい。
A: Would your name be Josh?
B: Yeah. Have we met before?
A:(                 )
B: そうですが。前にどこかでお会いしましたか。

■解答■
ひょっとして、ジョシュさんですか。

▼解説▼
wouldには「現在における推測」を示す用法があり、「たぶん…(する)だろう」という意味を表す。たとえば、“Someone called you last night, but I missed his name.”“ That would be Mike, I suppose. ”「昨日、あなたに電話があったが、相手の名前を聞き逃しました」「たぶん、マイクだと思います」のように、「ある程度の確信があり、たぶんそうだと思う」という場合に用いる。ただし、このwould を疑問文で用いると、「もしかして…」「間違いかもしれませんが…」のような「遠慮」や「留保」のニュアンスが出てくる。

2020年03月16日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(10)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q10
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

A: Do you smoke?
B: I ( would / used to ), but I quit cold turkey
years ago.

A: たばこは吸うんですか。
B: 昔は吸っていましたが、何年も前にきっぱりやめました。

■解答■
used to

▼解説▼
used toとwouldは、どちらも「過去の習慣」を表すことができるが、「今はそうではない」という意味を強調するときにはused toを用いる。なお、「過去の状態」を示すのも、I used to live in London.(私はかつてロンドンに住んでいた)のように、used toを使うのが基本。wouldは、live /understand / love などの状態動詞とともに用いることはできない。ちなみに、used toは「特定の期間」を示すfor...とともに用いることはできないので、× I used to live in London for 20 years.(私はロンドンに20年住んでいた)のように言うことはできない。この場合は、単なる過去形を用いて、I lived in London for 20 years.とするのが正しい。

2020年03月13日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(9)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問の一つです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q9
空所に入れるのに適切な方を選びなさい。

We ( were going to / would ) visit France, but we changed our plans at the last minute.

私たちはフランスに行く予定でしたが、ギリギリになって計画を変更しました。

■解答■
were going to

▼解説▼
wouldはwill (…するつもりだ)の過去形ではあるが、「…するつもりだった」という意味では用いられないことに注意しよう。「…するつもりだった」という意味を表すには、be going to の過去形を使って表す。なお、was [were] going toは、、「…するつもりだったのに、しなかった」というニュアンスを伴うことが多い。例えば、I was going to go to the park.は、通常、「公園に行こうと思っていた」ではなく、「公園に行こうと思っていたが、行かなかった(行けなかった)」という意味になる。

2020年03月11日

文法のつまづきポイント 難敵「助動詞」を使いこなす!(8)


各助動詞の基本的な意味は把握していても、婉曲用法としての過去形would、could、mightや、be abletoなど助動詞的なフレーズも加わると、それぞれに微妙なニュアンスや使い方があるため、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。英語学習者にとって、助動詞を適切に使い分けるのは難問のひとつです。そこで今回のシリーズは、ぜひ押さえておきたい「助動詞の勘所」を、クイズ形式で確認していきます。

Q8
どちらが自然な英文か答えなさい。

1. She’s going to have a baby in August.
2. She’ll have a baby in August.

彼女は8月に出産予定です。

■解答■
1

▼解説▼
Q7で説明したように、「すでに決まっている予定」に言及する際にはbe going toを使うのが適切。「妊娠していて、出産予定日が決まっている」という状況なので、単なる予測であるwillを使うと不自然なのだ。なお、ほぼ同じ意味を、She’s having a baby in August.のように現在進行形を使って表すこともできる。