2017年11月17日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(3)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『ローマの休日』●

映画のあらすじ:
欧州親善旅行でローマを訪れていた某国のアン王女。アメリカ人新聞記者ジョーによって保護されたアンは、ごく普通の女の子のように、2人でローマの街を散策します。最初は「特ダネ」としてアンを利用しようと考えていたジョーでしたが、2人はお互いに引かれ合っていきます。


◆シーン3◆
アン王女が「あなたの部屋で一晩過ごしたことを、学校の友達たちが知ったら、どう思うかしら」とジョーに尋ねる場面の会話です。

Joe: Well, I'll tell you what: you don't tell your folks and I won't tell mine.
Ann: It's a pact.
ジョー: じゃ、こうしよう。君は誰にも言わないし、僕も誰にも言わない。
アン: 約束ね。

pact は「条約」「協定」という意味の名詞ですが、カジュアルな会話などでは「約束」というニュアンスでもよく使います。make a pact with なら、「〜と契約を結ぶ」「〜と約束する」という意味になります。

◆例文◆
A: How about I take you to dinner this Saturday?
B: It's a pact. I'll even let you choose the restaurant.
A: 今週の土曜日、君を食事に連れて行くっていうのはどう?
B: 約束ね。レストランもあなたが選んでくれていいわよ。

2017年11月15日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(2)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『ローマの休日』●

映画のあらすじ:
欧州親善旅行でローマを訪れていた某国のアン王女。アメリカ人新聞記者ジョーによって保護されたアンは、ごく普通の女の子のように、2人でローマの街を散策します。最初は「特ダネ」としてアンを利用しようと考えていたジョーでしたが、2人はお互いに引かれ合っていきます。


◆シーン2◆
ジョーの家で一夜を過ごし、ようやく目覚めたアン王女とジョーが会話をしています。現在の時刻を知って、すっかり驚いてしまったアン王女。

Ann: One thirty! I must get dressed and go!
Joe: Why? What's your hurry? There's lots of time.
アン: 1時半ですって!? 着替えて、もう行かなきゃ!
ジョー: なんで急ぐんだい? 時間ならたっぷりあるのに。

この hurry は「急ぐ必要」という意味の名詞です。What's your hurry? にはよく「そんなに急がなくてもいいじゃないか」という気持ちが暗に込められています。What's the hurry? とも。

◆例文◆
A: Hey, slow down! What's your hurry?
B: I need to get to the pharmacy before it closes!
A: ねえ、ゆっくり行ってよ。なんで急いでるの?
B: 店が閉まる前に、薬屋に行かなきゃならないんだ。

2017年11月13日

使ってみたい名画の表現 『ローマの休日』でヘプバーンと英会話(1)



『ローマの休日』や『風と共に去りぬ』といった名作映画には、ネイティブがよく使う定番の会話表現がたくさん登場します。
このシリーズでは、決まり文句や名ゼリフを少し変えた表現まで、現代の自然な会話でも使えるものばかりをピックアップしてお届けします。

●『ローマの休日』●

映画のあらすじ:
欧州親善旅行でローマを訪れていた某国のアン王女。アメリカ人新聞記者ジョーによって保護されたアンは、ごく普通の女の子のように、2人でローマの街を散策します。最初は「特ダネ」としてアンを利用しようと考えていたジョーでしたが、2人はお互いに引かれ合っていきます。


◆シーン1◆
注射された睡眠薬の効果によって意識が朦朧(もうろう)としているアン王女。やむを得ず一夜の宿を提供することになったジョーに、アン王女が話しかけている場面です。

Ann: ...the dizziness is getting worse. Can I sleep here?
Joe: That's the general idea.
Ann: Can I have a silk nightgown with rosebuds on it?
Joe: I'm afraid you’ll have to rough it tonight--in these.
アン: めまいがひどくなってきました。ここ(ベッド)で寝てよろしいですか。
ジョー: まあ、普通はそのために使うんだけど。
アン: バラの刺しゅう入りの、シルクのネグリジェはありますか。
ジョー: 悪いけど、今夜は我慢してくれないかな。これ(パジャマ)を着てくれ。

general idea とは「一般的通念」。ここでは「普通に考えれば、そうなんじゃないの」というニュアンスで使われています。以下のように、「まあ、そんなところかな」のような、奥歯にものの挟まったような言い方としても使われます。

◆例文◆
A: So, you're saying I'd be like your personal assistant?
B: That's the general idea. Are you interested in the job?
A: つまり、僕が君の個人秘書みたいになるってことだね。
B: まあ、そういうことね。この仕事に興味はある?

2017年11月10日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(30)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● 総集編5 スポーツの英語 ●
step up to the plate
物事に進んで取り組む
A: Working overtime again? You've been busy lately.
B: Yeah. I volunteered to help with Ian's project when he got sick.
A: Don't forget to take care of your own health, though.
B: I know, but someone had to step up to the plate.
A: また残業? 最近忙しいのね。
B: うん。イアンが病気になってから、彼のプロジェクトの手伝いを買って出たからね。
A: でも、自分の健康に気をつけることも忘れないでね。
B: わかってるさ、でも誰かがやらなきゃいけなかったんだ。

The ball's in your court.
次は君の番だ
A: How did the date go last night?
B: Pretty good. She texted me this morning and said she wants to meet again.
A: Well, what are you waiting for? The ball's in your court.
B: You're right. I'll invite her to the concert on Friday.
A: ゆうべのデートはどうだったの?
B: なかなかよかったよ。今朝彼女がメールをくれたんだけど、また会いたいってさ。
A: じゃあ何をぐずぐずしてるの? 今度はあなたが行動する番でしょ?
B: そうだね。金曜日のコンサートに誘ってみるよ。

go to bat for
〜を援助する
A: You seem a bit stressed.
B: Yeah. Someone made a big mistake at work, and my supervisor tried to blame me.
A: Oh, no. It wasn't your fault, was it?
B: No, it wasn't. Luckily, the division manager went to bat for me, so I didn't get blamed.
A: 少しストレスがたまってるみたいね。
B: うん。仕事で誰かが大きなヘマをやらかしたんだけど、上司が僕のせいにしようとしたんだ。
A: それはひどい。あなたのせいじゃなかったんでしょ?
B: うん、僕のせいじゃない。幸い、部長が助け船を出してくれたから、おとがめを受けずに済んだけどね。

jump the gun
早まったことをする
A: I'm helping Elizabeth move on Sunday.
B: Did she already sign the lease?
A: Yes, though she still hasn't had any job offers.
B: She'd better be careful. It seems like she's jumping the gun.
A: 日曜日、エリザベスの引っ越しを手伝うの。
B: 彼女はもうアパートの契約をしたの?
A: ええ、でもまだ仕事の口がないのよね。
B: 彼女、慎重にやっていかないと。早まったことをしてるんじゃないかな。

off base
的外れ、見当違い
A: I hear Ken's planning to ask you out.
B: Ugh, really? No offense, but he's not my type at all.
A: He's been telling everyone you're really into him.
B: Well then, he's way off base. I only talk to him to be polite.
A: ケンが君をデートに誘うつもりらしいよ。
B: げ、ほんとに? 悪く思わないでほしいんだけど、彼、全然タイプじゃないのよね。
A: 君が彼に夢中だって、みんなに言い触らしてるよ。
B: だったらとんでもない勘違いね。彼とは礼儀として話しているだけなのに。

2017年11月09日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(29)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● 総集編4 ギャンブルやカードゲームの英語 ●
an ace in the hole
最後の切り札、奥の手
A: I heard you just graduated. Are you looking for a job now?
B: Yes. I've managed to get some interviews on the strength of my grades, but my father's business connections are my ace in the hole.
A: Lucky for you.
B: I'll try to get ahead on my own first, but it's good to have a backup plan.
A: こないだ卒業したんだってね。今、仕事を探してるところ?
B: うん。自分の成績でなんとか数社は面接までこぎ着けたけど、父の仕事上のコネが、最後の切り札なんだ。
A: それはラッキーね。
B: まずは自力で先に進むことを目指すけど、安全策はあったほうがいいだろう。

follow suit
先例に倣う
A: Is that a new phone?
B: Yeah. I just got it yesterday.
A: It seems like everyone I know is upgrading their phone.
B: Well, in my case, my friends all upgraded, and I just kind of followed suit.
A: それ、新しいケータイ?
B: うん。昨日買ったばかりなんだ。
A: 知り合いがみんなケータイをアップグレードしているみたい。
B: まあ、僕の場合、友達がみんなアップグレードしたから、それに倣った感じかな。

lay one's cards on the table
すべてをさらけ出す
A: How are you going with the loan payments?
B: Well, I still owe a lot, but I had a meeting with the bank manager yesterday.
A: How did it go?
B: I laid my cards on the table, and we came up with a payment plan I can afford.
A: ローンの返済はどうなってるの?
B: うん、まだかなり残ってるんだけど、昨日、銀行の支店長と会って話してきてね。
A: どうだったの?
B: 正直に事情を打ち明けて、なんとかやりくりできる返済プランを立てることができたよ。

go for broke
イチかバチかやってみる
A: I heard you're starting your own business.
B: That's right. Things weren't working out with my old job.
A: I see. But isn't it risky?
B: It is, but I've decided to just go for broke.
A: 起業したところなんだってね。
B: そうなの。前の仕事はうまくいってなかったから。
A: なるほど。でもリスキーじゃない?
B: そうね、でもイチかバチかやってみることにしたの。

sweeten the pot
賭け金を上げる、(報酬などに)色をつける
A: So, you finally quit your job, huh?
B: Yeah, even though they offered me a raise to stay.
A: That didn't tempt you?
B: No. They even offered more vacation time to sweeten the pot, but I was just sick of working there.
A: で、ついに仕事をやめたんだね。
B: ええ。引き留めようとして、会社は給料アップを申し出てきたけどね。
A: それにはそそられなかった?
B: うん。休暇を増やすという好条件まで提示されたけど、あそこで働くのがとにかくもう嫌になったの。

2017年11月06日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(28)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● 総集編3 シェイクスピアの英語 ●
wear one's heart on one's sleeve
心の内が見える、心の内を打ち明ける
A: Karen really seems to like you.
B: Really? I just thought she was friendly to
everyone.
A: Well, she is a very open person. She wears her heart on her sleeve.
A: カレンはほんと、あなたのことが好きみたいよ。
B: そう? 彼女は誰にでも親しげにしているものとばかり思ってた。
A: いや、彼女ってすごくオープンな人だから。心の内がはっきりわかっちゃうのよね。

as pure as the driven snow
吹きだまりの雪のように純粋な
A: Ethel's gossiping again.
B: Yeah. Jane cheated on Mark, so she's got something new to work with.
A: She'll be talking about this for days.
B: And she's hardly as pure as the driven snow herself.
A: エセルがまたうわさ話をしているよ。
B: ええ。ジェーンがマークを裏切って浮気をしたから、新ネタを吹聴するのに忙しいというわけ。
A: あと数日はずっとこの話をし続けるぞ。
B: 自分だって清廉潔白とは程遠いのにね。

forever and a day
永遠に、延々と
A: You look really tired. What's up?
B: I keep getting woken up by construction near my house.
A: Still? You said the same thing months ago.
B: Yeah―it's taking them forever and a day.
A: すごく疲れてるみたいね。どうしたの?
B: 家の近所でやってる工事のせいで、寝ても起こされる状態が続いているんだ。
A: まだ? 何カ月も前に同じこと言ってたじゃない?
B: そうなんだよ。工事が永遠に終わらないんだ。

a foregone conclusion
必然的な結果
A: I heard the company's going to be bought out by ABC Enterprises.
B: Well, they're still negotiating over price.
A: But ABC's so much bigger―they can probably afford anything.
B: Right, so it's more or less a foregone conclusion.
A: 会社がABC社に買収されるらしいね。
B: そうね、まだ金額について交渉中みたいだけど。
A: でも、ABC社のほうがずっと大きいから、きっといくらでも出せるよ。
B: そうね。だから、ほぼ避けられないでしょうね。

too much of a good thing
いいものがありすぎて困る状態
A: Oh, no―if I'd known other people were buying chocolate for your birthday, I would've got you something different.
B: Don't worry about it. I'll eat it all eventually.
A: But there are so many boxes.
B: Well, you can't have too much of a good thing!
A: ああ、なんだ。君の誕生日プレゼントにみんなチョコを買うって知っていたら、別のものにしたのに。
B: ご心配なく。そのうち全部食べちゃうから。
A: でも、こんなにたくさんあるじゃないか。
B: いいものはいくらあっても困らないのよ。

You've got to be cruel to be kind.
冷たくしなければ相手のためにならない
A: How's your new employee?
B: She makes a lot of mistakes, but that's just 'cause she's nervous. I feel bad correcting her.
A: Well, she has to learn. If you don't set her straight, she'll struggle in future jobs too.
B: I guess you're right. Sometimes, you've got to be cruel to be kind.
A: 新人社員はどう?
B: 間違いが多いんだけど、それは単に緊張してるせいなんだ。だから、間違いを正すのも気の毒でさ。
A: でも、彼女も学ばなきゃ。あなたが正してあげないと、彼女はこの先も仕事で苦労することになるわよ。
B: そうだね。時には心を鬼にしてやらなきゃいけないこともあるよね。

2017年11月03日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(27)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● 総集編2 聖書の英語(2) ●
Am I my brother's keeper?
(他人のことについて)私の知ったことではない
A: Dave, I need to talk to Wanda.
B: As you can see, she's not at her desk.
A: Well, where is she? When will she be back?
B: How would I know? Am I my brother's keeper?
A: デイブ、ワンダに話があるんだけど。
B: 見ての通り、彼女は席を外しているよ。
A: うーん、どこに行ったのかしら。いつ戻るの?
B: 知るわけないでしょ。僕は彼女の「番人」じゃないからね。

There's nothing new under the sun.
この世には、まったく新しいものなどない
A: That politician keeps talking about his bold new ideas, but I'm not sure what to think.
B: His policies are actually very similar to things that were tried and failed in the '80s.
A: Really? I guess there's nothing new under the sun.
B: Not in politics, at least.
A: あの政治家は、自分で考えた大胆な新提案とやらについてずっと話し続けているけど、どう考えるべきかな。
B: 彼の政策は実は、80年代に試行されて失敗に終わったものの焼き直しなんだけどね。
A: そうなの? この世に新しいものなんて何もないのね。
B: 少なくとも、政治の分野においてはね。

fall by the wayside
(途中で)挫折する
A: What happened to the plans for expanding the store?
B: We got to the point of talking to the builders, but then everyone got busy with the new product line.
A: Do you know when you'll be working on the expansion again?
B: Not really. It's kind of fallen by the wayside.
A: 店舗拡張の計画はどうなったの?
B: 建築業者と打ち合わせをするところまでは進んだんだけど、みんな新製品のことで忙しくなってしまって。
A: いつになったらまた拡張の件に取り掛かるの?
B: さあね。頓挫してしまったような感じだね。

Woe is me!
ああ、悲しいかな
A: Did you hear Katie broke up with her boyfriend?
B: Sure. She called me last night and told me all about it.
A: Well, I think she causes the problems in her relationships herself.
B: I know, right? I can't stand her “woe is me” attitude about it.
A: ケイティが彼氏と別れたって聞いた?
B: もちろん。ゆうべ彼女から電話があって、その一部始終を聞かせてくれたわ。
A: でも、付き合いで問題を引き起こしているのは、いつも彼女自身だと思うけどね。
B: でしょ? 彼女の「私って、なんて不幸なの!」という態度にはうんざり。

2017年11月01日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(26)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● 総集編1 聖書の英語(1) ●
forbidden fruit
禁断の果実
A: John, you really should be careful, you know.
B: What are you talking about?
A: Everyone sees you gawking at the president's daughter.
B: Relax―I know she's forbidden fruit. And I wasn't gawking―I was admiring.
A: ジョン、あなたほんとに気をつけたほうがいいわよ。
B: 何のこと?
A: みんな見てるわよ、あなたが社長のお嬢さんをポカンと見詰めているの。
B: 落ち着いてよ。彼女が「禁断の果実」だってことはわかってるさ。それにポカンと見詰めてなんかいないよ。素敵だなあと思って見ていただけさ。

a drop in the bucket
取るに足らないもの
A: Why the long face?
B: Don't tell anyone, but I lost some money gambling.
A: I can loan you $100 if that'll help.
B: Thanks, but that's just a drop in the bucket―I'm into them for about 15 grand.
A: 浮かない顔してどうしたの?
B: 内緒の話だけど、実はギャンブルで金をすってしまって。
A: 100ドルなら貸せるわよ、足しになるなら。
B: ありがとう。でもそれだと焼け石に水なんだ―1万5000ドルぐらいつぎ込んでしまったんだ。

the salt of the earth
善良な人
A: I totally forgot about the meeting with the client this morning.
B: No way! What did the client say?
A: Fortunately, Paul was there and had the presence of mind to cover for me.
B: That guy's the salt of the earth. He's helped me quite a bit too.
A: 今朝、クライアントとの打ち合わせをすっかり忘れててね。
B: うそ!? クライアントはなんだって?
A: 幸い、ポールがその場にいて、冷静に判断して、僕をカバーしてくれたんだ。
B: 彼はまさに「地の塩」ね。私も彼にはずいぶん助けてもらっているもの。

A leopard can't change its spots.
持って生まれた性質を変えることはできない
A: It looks like we're really going to get divorced this time.
B: Oh, Jenny, what happened?
A: He cheated on me again.
B: After all his promises to be faithful? I guess a leopard can't change its spots.
A: 今度こそほんとに離婚することになりそう。
B: えっ、ジェニー、何があったの?
A: 彼がまた浮気したの。
B: あれだけしないって約束したのに? 人の性格っていうのはやっぱり変えられないものだね。

by the skin of one's teeth
間一髪で、辛うじて
A: Hi, Bill. It's Jane. I've just arrived in Chicago.
B: Jane, glad to hear it. You left so late I was worried you'd miss the flight.
A: We got lucky with the lights, and I made it by the skin of my teeth.
A: もしもし、ビル? ジェーンだけど、今シカゴに着いたところよ。
B: それはよかった、ジェーン。出るのが遅かったから、飛行機に間に合わないんじゃないかって心配してたんだ。
A: 幸運にも、信号でつかまらなかったから、間一髪で間に合ったの。

2017年10月30日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(25)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● スポーツの英語 ●
off base
的外れ、見当違い

◆解説◆
off base は、「(野球で)ベースを離れて」という意味です。「しかるべき場所にいない」ということから、転じて、「的外れ、見当違い」という意味で使われています。way や completely など、「はるかに」「まったく」という意味の副詞と組み合わせて使うことがよくあります。

◆例文◆
A: I hear Ken's planning to ask you out.
B: Ugh, really? No offense, but he's not my type at all.
A: He's been telling everyone you're really into him.
B: Well then, he's way off base. I only talk to him to be polite.
A: ケンが君をデートに誘うつもりらしいよ。
B: げ、ほんとに? 悪く思わないでほしいんだけど、彼、全然タイプじゃないのよね。
A: 君が彼に夢中だって、みんなに言い触らしてるよ。
B: だったらとんでもない勘違いね。彼とは礼儀として話しているだけなのに。

2017年10月27日

会話でキラリと光る! ネイティブの心をつかむ「テッパン」表現(24)



このシリーズでは、
聖書やシェイクスピア作品に出てくる表現など、現代英語にも残る由緒正しい「定番表現」をご紹介します。「通好み」のクラシックな表現を覚えて、英語の表現力に磨きをかけましょう!

● スポーツの英語 ●
jump the gun
早まったことをする

◆解説◆
陸上競技などで使われる gun(ピストル)の合図より前に飛び出る、つまり「フライングする」というのが原義です。「早まった行動に出る」という意味で使います。

◆例文◆
A: I'm helping Elizabeth move on Sunday.
B: Did she already sign the lease?
A: Yes, though she still hasn't had any job offers.
B: She'd better be careful. It seems like she's jumping the gun.
A: 日曜日、エリザベスの引っ越しを手伝うの。
B: 彼女はもうアパートの契約をしたの?
A: ええ、でもまだ仕事の口がないのよね。
B: 彼女、慎重にやっていかないと。早まったことをしてるんじゃないかな。